花達と骨のAU巡り ２

仲直り　by.camellia ページ4

暫く沈黙が続いた。

誰も、喋ろうとしない。

その沈黙を破ったのはドリームだった。


ﾄﾞﾘ「…そうだね。きっと、僕が間違ってたんだ。
闇(ネガティブ)があるから光(ポジティブ)はよりいっそう輝く…何でこんなことにも気づけなかったんだろうね」


あはは…と少し自傷気味に笑ってナイトメアに向き直った。


ﾄﾞﾘ「ごめんね、兄弟を悪だと決めつけちゃって…」

ﾊﾞｯ「ポジティブも、ネガティブも半々の世界にすればいい。」


バッドが口を開く。

それがきっと1番の解決策だと思う。


ﾃﾙ「僕は、それが良いと思う。どちらか1つ、なんて考え方しなくたって良いんだよ…」


えへへ…僕もこの短期間ですっごく変わったと思う。前までは自分から意見を言うなんて怖くって出来なかったから。

僕が賛成したのを境に皆も賛成してくれた。

ﾅｲ「…そうだな。俺は良いぜ？もともとポジティブだけにならないように動いてただけだしな？」

ﾄﾞﾘ「僕もそれが良いと思う！」

2人も無事仲直り…かな？



バッドの言った通り、誰か(ネガティブ)が死んでも本当の幸せ(ポジティブ)は訪れないんだ。

共存してるからこそ、それぞれの良いところが分かるんだよね…

元の世界へ (黒タコもち)→←ありがとう (黒タコもち)

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す