閑話 距離感 ページ7
このお話は私が中也さんの雰囲気を掴むため+思いつきで書いたなんとな〜くのお話です。
大して内容が無くても許してね☆
────────────
No side
『·····』
中「·····」
気まずい。この二人の空気感を表すにはその四文字で充分だった。
事の顛末は一時間程前の事。
太「あA〜!丁度良い所に来たねぇ。」
『あれ、珍しく書類なんか持って如何しました?仕事やる気にでも…』
太「この仕事、代わって貰えないかな〜?これだけはどーーーしても行きたくないのだよ〜!」
『あはは、ですよねー。』
どうせそんな事だろうと思っていた。Aはしょうが無くその書類を受け取り、ざっと目を通した。
何処からどう見たって普通の任務。彼の人が厭がる理由なんて───
『あ、成程ね。』
渡された書類の一番下。
───派遣術士 太宰治・中原中也·····
中「·····」
『·····』
沈黙。
『·····えぇっと……あ、今回の任務って、二級相当の呪霊討伐でしたよね。』
中「嗚呼。如何考えても俺が出る程大した任務じゃねェ。」
『あっはは〜、慥かに〜……』
中「·····」
沈黙。
中「·····あー、手前ェ何級だ?」
『え?そ、
中「違ッげーわ!呪術師の方に決まってンだろ!」
『ハッ!そ、そうですよね!えと、二級です!中原さんは?』
中「俺ァ一級だ。」
『へえぇ…!凄いですね!』
中「まァ、ポートマフィアの五大幹部だからな。」
『·····』
中「·····」
中「『(気まずい……!!)』」
『(はっきり云ってほぼ絡み無いんだよなあぁぁ…しかも唯一の絡みが三者鼎立の時に私達を脅しに来た時にモニター越しにコンニチハしただけ、詰まり実質初対面!!)』
中「(別に探偵社だからといって嫌ってる訳じゃねェ。が、対立して来た関係には違い無いそして初対面!名前すらも此の前初めて知った奴と会話が続く訳無ェだろォ!)」
19人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Awoikamo | 作成日時:2024年1月27日 18時