閑話 太宰との日常 part3 ページ4
太「はい次〜王様だーれだ!」
江「やった〜!僕が王様!」
乱歩は嬉しそうに割り箸を掲げた。
『はうッ!はしゃいで笑ってる乱歩さんかわ……ハッ!しまった、声に出てしまっていたッ!私とした事が…』
釘「Aさんって実はバカよね。」
虎「その言い方は無くね?否定はしねぇけど。」
江「じゃあ命令はー
六番と一番が僕の為にお菓子を買ってくる!」
虎「あ、俺だ」←六番
中「げ、なんで俺が…」←一番
江「王様の命令は、絶〜っ対!だからね?」
今にも逃げ出しそうな中原に、
中「チッ……おい虎杖!さっさと行くぞ。」
虎「ウッス!乱歩さん、何買って来たらいい?」
江「君達のセンスに任せた!」
太「うわぁ一番困るヤツじゃないですかソレ。」
-------------結局、ラムネとねると例の色が変わるお菓子を買って来ました --------------
太「Next!王様だーれだ……って私だ!やったー!」
『あ、私そろそろ帰りますねー』
太「やだなぁA、逃がさないよ?」
『ヒッ』
太宰は今にも逃げ出そうとするAをガッシリと掴み、ニコニコと黒い笑みを浮かべた。
太「命令は、うーんそうだなぁ…
じゃ二番と四番がコレ!」
中「な、な、なんじゃこりゃあ!!!」←四番
太「何って、唯の“猫耳メイド”だけれど〜?あ、中也は私の忠実な犬だから犬耳の方が良かったかい?」
『くっ、一生の不覚……!』←二番
一年ズ「「「(命令がエグい……!!)」」」
虎「てか太宰さんはなんでそれ持ってんの…?」
太「さ、二人共〜?ご主人様に挨拶は〜?」
中「くそッ……ご、ご主人様〜?(裏声)」
『お、お帰りなさいませ、だ、ニャ……』
太「·····」
中「『何か反応しろや!!』」
釘「Aさん可愛い〜!!写真撮っていい?!」
『や、止めて!?』
その時、慌てふためくAを甘い香りがふわりと包み込んだ。
太「そうだよ、野薔薇ちゃん。このメイドさんは私専属なのだからね。」
Aを後ろから抱き締めた太宰は其の儘軽く髪に唇を落とし、釘崎に微笑んだ。
釘「『んなっ』」
江「ねー続き未だー?僕、待つの苦手なんだけどー。」
太「嗚呼、これはすみません、乱歩さん。余りにも可愛いメイドさんが居たもので。」
『うっさいです莫迦太宰さん』
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作者名:Awoikamo | 作成日時:2024年1月27日 18時