【呪術廻戦‪✕‬文豪ストレイドッグス】二つの力が絡まる世界！？ (ページ46)

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三十五話ページ46

太「なんで此処に居るんだよ…！」

？「其れはコッチの台詞(せりふ)だよ！」

太／中「「中也／太宰！！！」」

ポートマフィアの五大幹部の一人、中原中也だった。
太宰は抱えていた(というか抱えさせられてた)中原を全力でぶん投げた。

中「あッおい手前ェ投げんじゃねぇよ！！」

太「蛞蝓を投げて何が悪いんだよ、小さいし気持ち悪い。塩もかけとこ。」

中「あ"ぁ"！？やっぱ手前ェ絶対殺す！！」

虎「ちょちょちょ、ストーップ！！一旦状況整理してくんね？カオスだから！」

太宰VS中也、乱歩＆Aの構図に耐えられなくなった虎杖が叫ぶ。

『ハッ！乱歩さんと久しぶりに会えた喜びで忘れてた！えっと、紹介するね！此方は前云った…』

江「世界一の名探偵、江戸川乱歩！君達、何か悩み事があるなら僕に相談すると良い。この名探偵がぜーんぶ解決してあげよう！」

虎「えっいいんすか！？」

江「勿論！お代はラムネで許してあげる〜」

虎「お代は取るんだ…あ、俺虎杖悠仁！」

釘「釘崎野薔薇。よろしく。」

伏「伏黒恵。」

江「宜しく〜。」

『でも、何で彼を連れて来たんですか？彼はポートマフィアの幹部ですよ？』

太「そうですよ乱歩さん。こんなチビじゃあ居るかどうかも判らない。」

中「おい糞太宰！手前ェ今チビっつったか！？」

太「チビにチビと云って何が悪いのかなー？」

『あーストップストップ！お二人とも、一旦落ち着いて下さい！こんな所で立ち話もあれですから、取り敢えず呪術高専に戻りましょう！』

永遠に終わらないかと思われた二人の喧嘩はAによって収まった。

江「えー僕、歩くの面倒臭ーい。·····そうだ！えっと慥か…悠仁！僕の事背負って帰ってよ。」

虎「え！？俺！？」

ビシッと指を刺された先に居たのは完全に他人事だと思っていた虎杖だった。

江「そうだ。君が僕をその呪術高専とやらに連れてくの！」

『悠仁、僕からもお願い！乱歩さん、こうなると聞かなくて…』

虎「それは全然良いけど、何でバスとか電車とかじゃねーの？」

江「だって僕、電車の乗り方判んないからね！」

虎「なぜ得意気！？」

江「うわぁ！速い速ーい！！あははははっ」

虎「ちょ、危ねぇ！あんま動くと落ちるッスよ！」

『完全に乱歩さんのペースだな、ありゃ。』

大喜びの名探偵であった。