二話 ページ3
虎「釘崎ィィッ！」
伏「間に合えっっ！！」
バンッ…
『な、な、
なになになにこれ！？どーゆー状況！？！？』
伏「っ！？」
気が付くとさっきまでの場所に釘崎は居らず、慌てて見渡すと、背中から翼の生えた女が釘崎を抱えて飛んでいた。
まさか助っ人の術師！？·····ではないか。それなら“どういう状況か”なんて疑問は出ねぇ。
虎「っ伏黒！また来んぞ！」
伏「嗚呼っ！」
虎杖の言葉に急いで呪霊に向き直る。
一度釘崎のことは置いておこう。
伏「(さっきと同じミサイル攻撃か…玉犬で迎撃して……)」
「異能力 人間失格」
伏「───っ！？」
目の前でミサイル攻撃が消えた。
虎「えぇ！？どゆこと！？」
太「効くかどうか、一か八かだったけれど……
上手くいった様だね。」
いつの間にか呪霊の後ろに立っていた、包帯の目立つ男が余裕ありげに笑った。
太「今だよ、A！」
『だから丸投げしないで下さいッ！』
既に釘崎を安全な場所に降ろしていた女は、翼を飛ばし呪霊を切りつけた。
呪「ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ…」
呪霊は奇声を上げ消えていった。
『き……消えた……』
太「そういう異能力、という訳でも無さそうだし、如何しよ…っか……
って、あああああ！！」
一年ズ「「「！？」」」
包帯の方がいきなり叫んだ。
太「亡くなられている其処のご婦人……
なんとお美しいっっっ！！」
は？
彼の思わぬ言動に俺たちは思わず固まった。
太「死して尚ここまで美しいとは……如何せなら私と心 中してくれれば良かったのに"ッ"！？」
『不謹慎な事云わない！』
女のツッコミが包帯の頭にクリーンヒットした。
虎「おおー！いい音したなー！」
釘「ありゃーやり慣れてるわよ、あの子。」
伏「(呑気かお前ら…)」
·····というか、あの身のこなしに冷静さ、さらに下半身の無い死体を見ても全くと言っていいほど動じていない。しかも一級相当の呪霊をあっという間に祓ってしまった。
こいつら、何者だ？
『と云うか、私達早く帰んなきゃですよ。また国木田さんにドヤされ…』
伏「待て」
太「おや、」
釘「助けてくれたのは感謝するわ。でも、あなた達、
冷静になったのか、釘崎も彼らに詰め寄る。
伏「お前ら、何者だ？」
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MR - 虚式紫に飛ばされたのに、文才がある。。。つまり作者最強(最高) (2月12日 19時) (
レス) id: 4014042a90 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Awoikamo | 作成日時：2023年12月11日 18時
