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大貴side
慧がAに
「大貴にぃが圭人先生に電話してくれるよ」
なんて言ったから今から電話する所。
朝から圭人に電話とか珍しい。
プルルルプルルル
「圭人?大貴だけど」
圭人「どうした?」
「Aが、涼介の試合見に行きたいって行ってるんだけどいい?」
圭人「うーん。大貴が診察していいと思ったら、1時間だけいいよ。でも、誰が付き添う人がいないとダメだから。様子見てキツそうならすぐ帰らせてね。一応薬持って行って。以上」
「わかった。」
そう言って、電話を切った。
圭人とは、病院が同じになって仲良くなった。
歳も同じだし、話しやすい。
よし、Aに言わなきゃ!
あれ?どこにいる?
「慧〜A知らない?」
慧「多分ソファーで寝てる」
「本当に寝てる」
慧「圭人先生どうだったの?」
「俺が診察して大丈夫だったら、1時間だけいいよって言ってた。慧診察セット持ってきてくれる?」
慧「わかった。ちゃんと待ってて」
少し経ったら慧が診察セットを持って来てくれた。
「そろそろ、起こすか。」
慧「おきて〜A」
A「んん〜」
「A起きて〜試合見に行こう」
診察が終わったらだけどね。
A「行くー!早く行こー」
「ちょっと待ってソファーに座って」
A「なんで?」
「診察するから〜」
A「えーやだぁ!」
慧がAをソファーに座らせた。
A「ねぇ〜大貴にぃしなきゃダメ?元気なんだよ?しなくても良くない?」
「早くするよ。まず熱測って」
A「熱ないもん!」
「いいから、測って。慧やってくれる?」
慧「おっけい。A測るよ」
A「測らなくていいもん!」
「慧無理やりでもいいから」
慧「わかった。もう、無理やりするね」
無理やりやって2分ぐらいして
ピピピッピピピッ
慧「何度?」
慧から体温計を渡された。
体温計の数字を見たら
37.6℃だってこれは絶対行けない。
一応雑音がないか聞いておこう
雑音は大丈夫!
「A試合見に行けない。今度見に行こうね」
A「なんで見に行けないの?」
「熱あったから、もう部屋戻って寝よう」
A「イヤ!見に行くの!」
「ダメだって。部屋行こう」
A「…うん…」
それから部屋に行って慧が寝かせてくれた。
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