あなたの彼女にはなれません。 (ページ8)

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侑李side

今日、Aさんに振った理由を

聞いて見ようと思う。

あっ！Aさんが来た。

まず普通に挨拶をしよう。

「Aさんおはよう。」
A「知念君おはよう。」

いつもどうりに笑ってくれた。

「Aさん放課後空いてる？」
A「えっ？放課後？空いてるよ」

笑顔で答えてくれた。

「じゃあ、聞きたいことがあるんだけどいい？」
A「いいよ。」
「じゃあ、昨日と同じで」
A「うん。」

これは、いつもどうり。

僕は放課後までソワソワしながら過ごしていた。

そして、放課後になった。

いきなり、緊張して来た。

教室でAさんを待っていた。

少し待っているとAさんが来た。

A「待たせてごめんね。」
「気にしてないから。大丈夫！」
A「ありがとう。」
「あの！昨日僕を振った理由何ですか？」
A「理由を言ったら、もう私と関わらない？」

えっ？

話すなって事？

でも、理由は知りたい。

「…はい。」
A「じゃあ、理由教えるね。理由はね、知念君を悲しませるから。泣かせると思うから。嫌われると思うから。それだけ。」
「僕、悲しみせんよ？Aさんと付き合えたら悲しむなんてないですよ。」
A「付き合っても、悲しませる。」
「ちゃんと、理由教えてください。」
A「私、心臓病なの。これでわかった？付き合えない理由。じゃあ、帰るね。」

えっ？

心臓病って

あの心臓病？

なんでAさんなんだろう…

Aさん間違ってる事がある

Aさんの事嫌いにはならない！

心臓病だったとしても

僕は好き。

心臓病だってなんだって

僕はAさんの事が好き。

諦め切れない。

神様…僕はAさんの事が…どうしよもなく…好き…です。…どうしたらいいですか？