検索窓
今日:3 hit、昨日:4 hit、合計:472 hit

7話 体育の授業 ページ10

秀明での任務が終わり、次の日の朝。

今日の1限は、体育。
このことで、私は頭をひねっていた。

鬼殺隊の事は、誰にも知られてはいけない。

でも、だからといって毎回毎回体育を見学していたら、それこそ私が怪しまれてしまう。

しょうがない。

本気を出さないようにして、少し身体能力の高い生徒ということにしておこう。
ハア、めんどくさ。

そして、体育の授業が始まった。
今日の授業は、陸上競技、短距離走。

100m走か、........いつも通りの速さで走ると、1〜2秒ぐらいかな?

どうやって誤魔化せばいいんだろ?
13〜16ぐらいの速さで走ればいいんでしょ?

めっちゃ遅く走っても10秒ぐらいで限界。
もういいや!ちょい早歩きでちょうどいいぐらいだと信じよう!

私は昨日転校してきたばかりだったから、強制的に一番後ろになった。
隣は、美門さん。

見るからに足が速そう。

あ、やっと来た、私の番。

「位置について、よーいどん。」

その声と共に、二人一斉に走り出す。
なんとか抑えることができているけど、みんなこんなに遅いんだ。

ちょっと、速くしちゃお。

美門さん、驚いてる。
そりゃそうだよね。

ハア、やっとゴール。

めっっちゃ、時間かかっちゃったじゃん。
記録13秒01だって。

おっそ。

隣で走ってた美門さんは、15秒23だって。
ここではめっちゃ速く走れる人はそんぐらいらしい。

めっちゃハアハアだけど、大丈夫かな?

「あの、大丈夫ですか?」

声をかけてみた。

「なんで、月影さんは、そんなに、平気、なの?」
「?、これぐらい、普通ですよ。」

そちらこそ、なんでそんなに息切れしてるんだ、
体力無さすぎ。

これで運動神経良いって、どういう事?
レベル低いなぁ。

そんなこんなで、体育の授業は終わった。

それから私はとっても運動神経いい人って言われるようになるのだが、それは、また別の話。

8話 中間テスト→←作者より



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (1 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
3人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 探偵チームKZ事件ノート   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ななな - この作品すごい面白いです…‼︎これからも更新頑張ってください‼︎ (5月1日 19時) (レス) id: 1bbeced387 (このIDを非表示/違反報告)
- この作品大好きになりました!更新、いつも待ってます! (2月7日 20時) (レス) id: 068a9ee721 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ミルクココア | 作成日時:2024年1月22日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。