6話 黒木とかぐや ページ8
任務も終わったし、帰ろうとしていると、後ろから聞き慣れない声がした。
「へぇ。君が月影かぐやか。確かに怪しいね。」
後ろを見ると、背が高くて、大人っぽい黒髪の男の子が階段を降りてきていた。
七鬼の気配が残っている。
ということは、七鬼に私のことを聞いて、調査をしに来たってところか。
「七鬼さんに私のことを聞いたんですね。調査中?何人でやってるんですか?」
こういう事を言っておけば、なんとかなるでしょ。
案の定、彼は吃驚している。
「生憎、私にはやることがあるので。それでは、さようなら。」
そう言って、私は彼に背中を向ける。
それでも、彼は諦めきれないようで、
「さっきの剣は?銃刀法違反だけど?」
「大丈夫です。違反にはならない理由があるので。」
「その理由ってなに?」
はあ、めんどくさ。もういいや。
とりあえず、無視して帰ろ。
「私はあなた達に情報を渡すつもりはありませんよ。やれるもんならやってみろ。」
さっと、吐き捨てるように言い残して、その場を去る。
後ろで何か聞こえたが、気にしない。気にしない。
さあ、月屋敷に戻りましょう。
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今回短くてすみません。
★・☆・★・☆・★・☆・★・☆
ここで、大正ならぬ、令和コソコソ噂話
かぐやは、実は結構短気で、
めんどくさいことがあると、すぐに煽るので、不死川とは犬猿の仲だそうです。
でも、喧嘩しても、すぐに仲直りして、二人で甘味処へ行くので、
不死川とかぐやは以外と仲が良いのでは?と噂されているようです。
以上、令和コソコソ噂話でした。
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ななな - この作品すごい面白いです…‼︎これからも更新頑張ってください‼︎ (5月1日 19時) (レス) id: 1bbeced387 (このIDを非表示/違反報告)
5 - この作品大好きになりました!更新、いつも待ってます! (2月7日 20時) (レス) id: 068a9ee721 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミルクココア | 作成日時:2024年1月22日 23時