8話 中間テスト ページ11
そして、体育の授業が終わり、2限の数学、等々の授業が終わった。
ハア、中学校の授業ってこんなレベル低いの!?
信じらんない。
そして、6限、国語のテストの時間がやって来た。
中間テストだって。
私、俗に言う“ノー勉”だけど、大丈夫かな？
まぁ、万が一点数低くても良い高校行きたい訳じゃないし、大丈夫、大丈夫。
さあ、やっとやって来たテストの時間。
丁寧に名前を書いて、先生の「それじゃ、行くぞ、よーいスタート」の声が聞こえた。
みんなが一斉に紙をめくる。
『第一門 次の文章を読んで、(1)〜(6)の問題に答えなさい』
たくさん並んだ文字に、内心めんどくさいと思いながら、どんどんシャーペンを動かしていく。
うん、これぐらい、ならすらすら解ける。
でもなぁ、いきなり百点取ったら怪しまれる気がする。
『カンニングしたでしょ!?』
とか言われたらめんどくさすぎる。
よし、一問間違えよう。
そう思ったけど、めんどくさかったから、止めた。
全て問題が終わったら帰って良いって聞いていたので、テスト用紙を裏返して、シャーペンを筆箱に突っ込んで、スクールバックを持って、席を立つ。
そして、教室の後ろの扉から出ようとしたら、先生に呼び止められた。
「おい、月影。もうテスト終わったのか？サボりはダメだぞ。」
はぁ、もー、めんどくさ。
「終わりましたよ。あ、カンニングなんかしてませんからね。それでは、さようなら。」
そっと、先生が私のテスト用紙を裏返すのを横目に見て、教室から出る。
ふふっ、先生や生徒の驚いた顔、めっちゃ面白かった。
そして、昨日と同じように、中庭で報告書を書く。
全て書き終わったら、携帯の電源を落として、下校する。
はあ、なんか嫌な予感がする。
テスト大丈夫かなぁ？
★・☆・★・☆・★・☆・★・☆・★・☆・
ここで、令和コソコソ噂話
かぐやが学校で報告書を書くのは、休憩するため！
かぐやの住んでいる月屋敷で書くと、鎹鴉がすぐさま飛んできて、任務が入るから。
鎹鴉の入れない学校で報告書を書くことで、一時の休息を取っているようです。
以上、令和コソコソ噂話でした。
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ニックネーム変えました。
星雲紫月改め、ミルクココアです。
これからもよろしくお願いします。
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ななな - この作品すごい面白いです…‼︎これからも更新頑張ってください‼︎ (5月1日 19時) (
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５ - この作品大好きになりました！更新、いつも待ってます！ (2月7日 20時) (レス) id: 068a9ee721 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミルクココア | 作成日時：2024年1月22日 23時
