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少し変わった人々の、極普通の苛めの話/紅葉蓮先生 ページ6


【オリジナリティ】あまりお話が進んでないため不明
【ストーリー】同上
【文章力】3
【表現力】2
【キャラクター】3(大分おまけしたと思ってください)


 情景で登場人物の居場所がわかるか? という質問に対して。これはある程度の風景とキャラの行動の情報さえ出してやればクリアだと思っています。分かりにくかったですが、ここら辺かなという検討はつきましたよ。

 例えば、『背の高い植物が鬱蒼と生い茂る場所に、獣道をひたすら突き進む女がひとり。石ころを蹴散らしては舌打ち、不機嫌極まりない御様子だ』とかでもイケちゃう訳ですb





 個性豊かな登場人物がでてくる学園もの。


 ぶっちゃけいうと、キャラクターの設定はある程度決まっているんでしょうけど最大限に書き切れていないというか。文語と口語が区別されていないのでテンポもまた悪し。


 キャラクターの書き分けを課題にするより、個性をダイレクトにだすことを意識することから初めてみては……。


 読んでいてもうすっぺらい、記憶に残らないような気がします。


 まだ全然血が流し切れていないので解凍してやってください、と言えたら俺も紅葉蓮先生も楽なんでしょうけど;;


 視点切り替えのタイプなので決して難しくはないです。


 今の状態だったら文にほんの少し肉付けをしてやるだけで最低限どうにかなるかと。


 評価がかつてないくらい軽薄なものになってしまいましたが、最後にリライトをば。




「どこで貴様は油を売っていたんだ?」
「いや、別に寄り道とかはしてないけどね…ま、ちょっとね」

桂馬ははぐらかした。ふざけんな。はぐらかすなテメェ。


「何かあったんだろう、話せ」



「貴様はどこで油を売っていたんだ、ああん?」
「怒るなってば、別に寄り道なんてしてないし……」


 はぐらかすなこの野郎。一体私がどれだけ待っていたと思ってるんだ。カッとなり全身が力む。私が喋ろうと口を開けたと同時、無意識か桂馬が意味あり気に口を開けたのだ。


「まあちょっと……、あったくらいで」


 桂馬が反省の色をみせるように、そして構ってほしそうにそんなことを付け加えた。不満を一息に捲くし立ててやろうと思ったが、……辞めた。気の優しい彼にそこまですることでもないし、怒ったところでどうしようもない。それより桂馬のいう、“ちょっと”の用事が気になった。



「なんだ、話してみろ」
「そんな大事ではないんだけど」
「話さんか速く」
「……はい」

箱庭と虹色の戦争/ゼルヴァー先生→←最果ての初恋/囲炉裏いろは先生


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作者名:ハジェンズ | 作者ホームページ:https://twitter.com/rinze666666  
作成日時:2016年4月18日 20時

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