むずかしいおつかい (ページ34)

今日:9 hit、昨日:4 hit、合計:9,728 hit

題名の意味ページ34

マチ『なんで団長がここに.....！』

そういうマチは、現れた団長をかなり怪しんでいる様子だ。正直私も、念能力でつくられた偽物なのでは、と思った。

いきなり現れた団長を怪しんでいるのはマチだけではないらしく、フィンクスにいたっては周で強化した石を投げる始末。
あ、それ私の頭をハゲさせた石.....。
優に200キロはでていたであろうそれを、団長は軽々と避けた。

クロ『俺を偽者と疑っているのか？まあ、無理もないな。.....おい、説明してやってくれ』

？『やあ、久しぶり』

出てきたのは、相変わらずのピエロメイクの男────ヒソカ。まさかの人物に、私は開いた口が塞がらない。
旅団からも口々に疑問の声が挙げられる。
団長はそれを手で制し、まずは話を聞くよう促した。

ヒソ『あれは本当に偶然だったよ』

そう言って、ヒソカは話し始めた。

しかし、私は一つ言いたい。

いい加減、腕相撲を止めさせて.....。

・
ヒソカの話によると、私とパクが飛行船に乗ってヒソカを置いていったあと、ヒソカは団長と戦おうとしたらしい。
そして、原作通りクラピカの念のせいで団長に断られた。

問題はここから。
なんと、ヒソカの知り合いに除念師がいたらしい。だが、その除念師ではクラピカの念は払いきれず、念能力は使えないまま。

.....原作と変わっている。なんで。私がこの世界に来たから？分からない。
そうだ、Xなら.....

X『知ってるよ』

心をよんだかのようなタイミングで、Xの声がした。実際、よんでいたのだろう。
さらば私のプライバシー.....。

X『というか、その事につてAに話そうと思ってたんだ。あ、時間は止めてあるから安心して』

相変わらず姿は見えないが、声のする位置からして、目の前にいるのだろう。

X『単刀直入に言う。この世界を.....壊すんだ』

厨二病かな、X。