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番外編 ページ23

目の前には凄く燃える廃墟。隣には凄く無表情の団長。そして、凄く語彙力が低下している私。
今燃えているのは蜘蛛のアジト。
どうしてこうなった....。


事のきっかけはフィンクスのこの一言。

フィン『なあ、最近暑くないか?』

A『暑いよー!エアコンとかほしい!....そうだ、次に盗むのはエアコンにしよう!』

本当に暑い。異常なくらい暑い。だって、あの旅団が暑いって言うくらいだよ、一般ピーポーなんて液状化して蒸発だ。そんな時、救いの一言(後に悪魔の一言となる)が聞こえた。

パク『そんなに暑いなら、Aの念能力使えばいいんじゃない?』

その手があったか!私の能力の1つ、冷たい玩具(コールドトイ)はオーラを冷気に変える。つまり、冷気を出して私をエアコン代わりにしろ、という事ですね。
早速、私は冷気を出し始める。

フィン『おお!涼しいな』

ノブ『こりゃいいぜ!....そうだ、A!スケートリンクとかいうやつはつくれねえのか?』

スケートリンクか....。楽しそうだけど、大分疲れそうだな。冷気は私のオーラで出来ているため、冷気を出している間は私のオーラが常に出ていっている、ということになる。わかりやすく言うと、後のキルアの能力、ナルカミを永遠に出し続けている、っていう感じかな。←わかりづらい
それを、スケートリンクをつくりながら維持する、というのはかなり辛い。
勿論、楽しそうだからやるけど。

A『えーと.....じゃあ、水持ってきて。大量に!』

流石に冷気だけでこの広いアジトにスケートリンクをつくる、なんてことは出来ない。なので水の力を借りることにした。
アジトを凍らせ、スケートリンクをつくっていく。あ、これ、ア〇と雪の女王みたいだな。

A『ありのー♪ままのー♪姿見せるのよー♪』

ノブ『蟻のママ?あいつ頭大丈夫か?』

シャル『通常運転だろ』


スケート楽しいー!
はじめは見ていただけの団員達もいつの間にか加わっており、気づけば全員スケートをしていた。
それにしても.....

A『疲れる!』

私は、思わず叫ばずにはいられない程の倦怠感に、ノブナガに攻撃しながら叫んだ。

シャル『そりゃ2時間、能力を使い続けながら戦ってるからね』

そう、私は2時間もの間、スケートリンクを維持しながら戦わされているのだ。シャルいわく、修行だそうだ。その後に、面白そうだし。と呟いたのは聞かなかったことにしよう。

番外編2につづくよー!

番外編2→←貴方『どっちも好きだから。欲張りたいんだよ』ネテ『いつか選ばなければならない時はくるぞ?』貴方『フラグやめい』



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作成日時:2018年8月29日 22時

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