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気が利かない X ページ3

Xが初めに選んだのはゴンとキルアだった。
この世界に来たら絶対に仲良くなりたい、というか一緒に旅したい!と思っていたのでちょうど良かった。

A『っと。まずはハンター試験かな。って何これ?』

上からなにか落ちてきた。ふむふむ。

『ハンター試験は受けて受かったことになってるから。天空競技場からスタートだよー』

と書いてある。まじかよ。天空競技場からとか、ゴン達と仲良くなれる確率が下がるじゃん!

・ ・ ・ ・

目の前には巨大な建物が建っている。天空競技場だ。本物だよ!テンション上がる.....!

?『っと。すいません!』

脳内お祭り状態で入口に突っ立っていると、後ろから走ってきたのか、元気そうな男の子とぶつかった。

A『あ、いえ、こちらこそ!』

?『ゴン!早くしろよなー!』

ゴン『今行く!じゃあ!』

そう言って、男の子は去っていった。
.....ん?ゴン....だと?まさかあれはゴンとキルア!?
こんな近くにいて気づかないなんて私はファン失格だよ!ってそんなこと言ってる場合ではなくて。今、話しかけられたよ!あのゴンに!嬉しすぎてわたし....なんて思っていると、いきなり、頭に衝撃がきた。

A『いたっ!.....は?石が落ちてきたんですけど!なんかかいてある...』

そんなことはどうでもいいから早く200階までいってよー。退屈なんだよねこっちは。
あと、今針刺せばよかったのに。

.....いろいろ言いたいことはあるが、ここはぐっとぐっと堪えようじゃないか。なんたって暗黒大陸よりも広い心をもってるからね!

それから私は受付で登録を済まし、ゴン、キルアと同様に一発勝利を繰り返した。そして、例の200階へあがるときの、あのヒソカの場面に出くわした。

あの御方→←もっと丁寧に扱えX



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作成日時:2018年8月29日 22時

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