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Aも笑うと、ふと思い出したかのように羽織の懐を探り、耀哉の目の前へと右手を差し出した。
「……？A、これは一体……」
そっと耀哉に近づきその手を取ると、彼の手のひらにそっと1つの装飾品を置いたA。
『…ラブラドライト、という宝石やそうです。
遠征先で出会った異国人が教えてくれました。』
「宝石…。A、異国語を話せたのかい？」
『遠征中暇やったもんで。
ちょっとずつ勉強してるうちに日常会話程度はできるようになってしまいました』
「博識だね」
暗がりの中、蝋燭の揺れる火の灯りをうけてその宝石は自らを七色へと光らせる。
だが生憎その色は耀哉の瞳に映らない。
「どのように光るんだい？」
『透き通ってはいませんが、今この部屋にある蝋燭の火を己の表面に映してします。水面に映る太陽みたいに。』
「そうか…それは美しいね」
『この宝石は、月と太陽を象徴する石とも言われてるらしいですよ。』
その名に劣らぬ輝きっぷりです、とAは耀哉の手を握らせてその形を伝える。
『異国人とは面白いもんで、彼らは宝石に石言葉を見い出すそうです』
「…興味深いね」
『えぇ。話してみると止まらんくて。
これはあれはと聞くうちに知識だけが増えてしまいました』
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隆弘 - 誕生日一緒だァァァァァ⁉︎今日から読み始めるので楽しみって感じです‼︎ (2022年7月25日 0時) (
レス) @page1 id: 4c1fa166fb (このIDを非表示/違反報告)
タロ。(プロフ) - 拙い説明で申し訳ありません……！ですが、ありがとうございます！ (2020年1月21日 18時) (レス) id: a185b79d93 (このIDを非表示/違反報告)
タロ。(プロフ) - ルルさん» ご指摘ありがとうございます！紛らわしい書き方をして申し訳ございません…あくまで、炭治郎には火の呼吸という認識をワザとさせています。その後の閼伽が「日…ではない」と語っていますので、ここの間違いは意図的となります (2020年1月21日 18時) (レス) id: a185b79d93 (このIDを非表示/違反報告)
ルル - 珊しちでした (2020年1月21日 17時) (レス) id: 2200c5b181 (このIDを非表示/違反報告)
ルル - 珊じゅう話の炭次郎が言ってる呼吸が日の呼吸ではなく火の呼吸になってます (2020年1月21日 17時) (レス) id: 2200c5b181 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：タロ。 | 作成日時：2019年9月25日 21時
