jihoon × 子供扱い ページ5
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「Aが起きるまで3〜、2〜…」
「はっ！おはようございますジフニオッパ！」
「はいおはよう」
宿舎生活を始めてかなり経った今、
ジフニオッパの声は何よりも強力なアラームだ。
目を開けて彼を見ると、
「二度寝するなよー」と
興味なさそうにスマホを触りながら私の部屋から出て行く背中。
朝一番にオッパに会えて、
私は毎日ものすごく幸せなのに。
この想いを抱えたまま、もう何年だろう。
「はぁ…」
「どうしたの？A」
「お、オッパ！」
「なに朝からため息ついてんのさ」
無意識に漏れ出た溜息の理由を、
原因の張本人に聞かれるなんて。
「オッパは、私がどう見える？」
「え？今日も可愛いよ」
「そうじゃなくて！」
「どういうことだよ」
賭けに出てみたけど、
ジフニオッパは首を傾げたまま。
私が頬を膨らませて睨みつけると、
オッパは目尻を下げて笑い私の頭をぐしゃぐしゃと撫でた。
「ウリエギ今日も可愛いね？」
「もー！」
「なんだよ痛いな」
彼は肩を殴る私の手を簡単に受け止めて
またにこにこ笑った。
やっぱり彼の目に、
私は可愛い妹にしか映っていないみたい。
「私だってもうすぐ大人だもん！」
「ん？」
「子供扱いしないで！」
「はいはい、分かったよ」
オッパは呆れたように笑い、
また私の頭を撫でた。
また子供扱い！
オッパを驚かせたくて、
大人といえば何だろうと考えを巡らせる。
大人がすること…大人がすること…
「オッパ！こっち向いて」
「ん？」
「っ、ちゅー」
「あっはは」
唇を尖らせてオッパに近づく。
いざこうしてみたら、恥ずかしすぎてキスなんてできたものじゃない。
顔の距離を10cmくらい残して動けなくなっていると、
オッパはふっと笑い逆に唇を合わせてきた。
「…っ！？」
「なんだよ、Aからしようとしてきたくせに」
火が出そうなくらい熱くなった顔。
オッパはそんな私を見て余裕そうに笑う。
「オッパのバカー！」
熱すぎる顔と耳を手のひらで冷ましながら、
部屋を飛び出した。
私は一生ジフニオッパには敵わないみたい。
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ノムラ(プロフ) - こちょさん» コメントありがとうございます！かしこまりました😆😆お待ちください💕 (2022年9月1日 6時) (
レス) id: 0cfc895fb7 (このIDを非表示/違反報告)
こちょ(プロフ) - いつも楽しくお話拝見させていただいてます！💞リクエストなのですが、ドヨン君とのお話が見たいです！ (2022年8月31日 0時) (レス) @page16 id: 51eaa15a70 (このIDを非表示/違反報告)
ノムラ(プロフ) - Aaaさん» コメントありがとうございます〜！おぉ！めっちゃよいですね😆書かせていただきます！ (2022年8月20日 2時) (レス) id: 0cfc895fb7 (このIDを非表示/違反報告)
Aaa(プロフ) - 初めまして！楽しく読ませていただいています！メンバーみんなからヌナヌナ言われているストーリーを見てみたいです🥹 (2022年8月20日 1時) (レス) id: 48755109b6 (このIDを非表示/違反報告)
ノムラ(プロフ) - しんちゃさん» コメントありがとうございます🥹！かしこまりました！お待ちください☺️🫰 (2022年8月12日 5時) (レス) id: 0cfc895fb7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たかはし | 作成日時：2022年7月16日 5時
