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程度を越える能力 ページ15

気分が和やかになった六人だが、魔理沙が真剣な眼差しとなる。
「とりあえず、こっからは慎重に行こう」
その言葉に、霊夢がうなずく。
「そうね。行く場所によっては妖怪が狂暴になってる場所もある」
そんな真剣な話でも、ショコラは明るく振る舞う。
「そんときはそんとき! なんかあっても私の能力でなんとかなるから!」
何も気にせず言ったショコラに、魔理沙が疑問を持つ。そういえば、まだ能力までは聞いてはなかった。
「能力? 何だろう?」
「戦うのはできる限りやめてくださいね……。嫌いなので……」
ルーミミが怯える。霊夢も考える。
「ルーミアに似てるから、闇系の能力とか?」
三人が考えているなか、ショコラが答えを言う。その答えは、三人の考えとは予想外の答えを言った。
「説明すると面倒になるから、とりあえずは『時を戻す能力』かな」
「全然違った! そして私達のように『程度』ではないわね……」
驚く霊夢。その反応に、ショコラは笑みを浮かべる。
「ルーミアとかいうそこらの妖怪とかとは格が違う恐ろしい能力だぜ。この能力は」
「興味深いな」
「なるほど……」
能力の威力を聞き、魔理沙とサイファは感心した。しかしルーミミは、まだ能力について恐れているようで……。
「妖怪を傷つけるのはやめてくださいね……」
そして能力について疑問を持つ。
「でも時間を戻してどうするんだ?」
「記憶がなければ意味がないと思うけど……」
その謎もショコラがすぐに対応する。
「その妖怪自体の時を戻せば大体はいけるぞい」
ただ、謎は尽きない。「主犯自体が時を狂わせているのでは?」や、「色が無くなる前に戻せばいいのでは?」と、色々議論が進んだとき、ショコラが話を割る。
「まぁ、時を戻す能力って言われるとそう解釈されるよね。そういや、ここで立ち止まってたら危ないかもね。そろそろ行かないと……」
その意見に納得した五人は、奥へと歩みを進めた。

咲櫻はすぐそこ……に?→←新たなる仲間



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設定タグ:暗薄野作品リンク , 二次創作 , 東方二次創作   
作品ジャンル:ファンタジー
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▽Ausuno*(プロフ) - ルーミミさん» 39! (2019年9月16日 12時) (レス) id: a9ebe6ea65 (このIDを非表示/違反報告)
ルーミミ - 1000hitおめでとう。 (2019年9月15日 12時) (レス) id: daa6ef5d22 (このIDを非表示/違反報告)
咲希 - ここで会えてうれしい=> http://v.ht/chat-jp (2019年9月12日 0時) (レス) id: a28b0e814d (このIDを非表示/違反報告)
▽Ausuno*(プロフ) - りめいこさん» ありがとうございます! 励みになります! (2019年4月26日 16時) (レス) id: f5af6692ce (このIDを非表示/違反報告)
りめいこ - とても面白いです!!続き楽しみにしてますね、頑張ってください!! (2019年4月26日 16時) (レス) id: 79a39466c3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:▽Ausuno* | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Ausuno04101/  
作成日時:2019年3月12日 18時

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