少女と脳裏によぎる違和感 ページ13
頭が落ち着いてもなお、痛みが残る四人は、妖怪の山に着いた。すると、そこに一人の人影が見えた。
「やぁ。お困りのようだね」
「……ん？」
「どなたですか……？」
二人の問いに、少女は答える。
「僕はリーネ・ロスト。君達が探している物なら妖怪の山の天辺にあるよ」
平然とそう答える少女に対し、霊夢はどこか脳に違和感を覚え、ルーミミは分かっていたかのように呟く。
(リーネ……、あれ……？ どこかで聞いたような……)
(やっぱり来るか……。リーネ・ロスト……)
しかしリーネは、さっきの言葉をリピートし、深刻そうな表情で言う。
「でも主犯に盗られてしまったかもしれない」
霊夢達にはリーネの能力すらもすっかり忘れている。サイファが布を取りだし問う。
「え？ リーネさんはこの材料が読めるんですか？」
「…………なるほど。それなら暗いときにはとってはいけない明け方の八時に取るといい。ま、勘だけど」
『勘』という言葉に魔理沙も違和感を覚える。あれは確か紅魔館で……。
霊夢は謎も解けたことにリーネにお礼を言う。
「とりあえず、ありがとうリーネ、そういえば、リーネも異変解決で？」
「そうだよ。丁度霊夢達もそうらしいから、僕もついて行くよ」
そうしてリーネが増えた五人で、材料を探しに行くこととなった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
▽Ausuno*(プロフ) - ルーミミさん» 39！ (2019年9月16日 12時) (
レス) id: a9ebe6ea65 (このIDを非表示/違反報告)
ルーミミ - 1000hitおめでとう。 (2019年9月15日 12時) (レス) id: daa6ef5d22 (このIDを非表示/違反報告)
咲希 - ここで会えてうれしい=> http://v.ht/chat-jp (2019年9月12日 0時) (レス) id: a28b0e814d (このIDを非表示/違反報告)
▽Ausuno*(プロフ) - りめいこさん» ありがとうございます！ 励みになります！ (2019年4月26日 16時) (レス) id: f5af6692ce (このIDを非表示/違反報告)
りめいこ - とても面白いです！！続き楽しみにしてますね、頑張ってください！！ (2019年4月26日 16時) (レス) id: 79a39466c3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：▽Ausuno* | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Ausuno04101/
作成日時：2019年3月12日 18時
