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「そ、れは…俺の事、どう思ってる、の？」
優しく腕を解かれて、涼くんと目が合う。
「あの、わからなくてっ…作間くんに、抱いてた��好き��と、涼くんに対する気持ちが、一緒じゃないからっ、��好き��が、わからなくて、」
ごめんなさい、と、思わず溢れる。
自分の気持ちも、分かっていないような奴が、そばにいて欲しいなんて、とんだワガママを言っているようで。
「どうして謝るの？」
「だ、だって、ちゃんと、涼くんの気持ちに、答えられてない、」
「いいよ、最初から長期戦のつもりだもん。Aちゃんの中で、俺は特別なんだって自惚れていいの？」
「…うん…特別、だよ…安心、するの。涼くんがそばにいると、あったかくて、心地よくて、だから私、��好き��がまだ分からなくて、だけど、涼くんのそばにいたい」
だから、隣に居ることができる権利を、私にください。
だって、作間くんの事をちゃんとケジメをつけようと決心した時よりも、
それを作間くんに伝えた時よりも、
涼くんのあの悲しそうな顔をさせてしまった自分の情けなさと
私に背を向けた涼くんに、もうお節介はやめる、と言われた時の方が、
断然、悲しかったのだから。
そう、頭を下げていれば、後ろ髪をクイ、と引かれて視線が混じり合う。
「じゃあ、俺の彼女に、なる？」
「…なって、いいの…？」
だって、まだ好きがわからないのに。
真剣に好きだと伝えてくれた涼くんに、私は同じ気持ちを返してあげる事が、まだできないのに。
「うん、なって欲しいよ」
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京本ゆい(プロフ) - このお話、ほんとすきです！afterstoryも楽しみにしてます！ 次回作は3がいいです！ (2018年11月11日 10時) (
レス) id: fb3f28583b (このIDを非表示/違反報告)
ほのか(プロフ) - ときめきまくりでした。面白かったです。 (2018年11月11日 8時) (レス) id: f6604b4d7c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：眠り姫 | 作成日時：2018年10月3日 21時
