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「あのね、作ちゃんがね、今日お昼に先輩に告白されたらしいんだけど…」
「うん？」
「あの、私、それ知らなくてね。友達から、それ聞いてね」
「…うん」
「なんかね、作ちゃんの事全然知らなかったなって、思って。あとなんていうか…」
「作間からじゃなくて友達から聞いたのが寂しかった？」
そう、もやもやと心の中をグルグルしていたものを言い当てられ、ハッ、と顔を上げれば、優しく笑う優斗くんがいた。
私は、寂しかったんだ。
作ちゃんの事で、知らないことを他の人から聞いて知ったことが、こんなにも。
「それでさっき、作ちゃんに聞こうと思ったの、��お昼の用事なんだったの？��って、でも聞けなくて」
「ふうん？」
「なんで、聞けなかったのか、わからない」
作ちゃんにあんなに気をつかわせてしまった。
作ちゃんがそばにいるだけで、元気になれるはずなのに、どうしてあんなにモヤモヤしたのかがわからない。
「なぁ、A、もしさっきそれを聞けたとして、告白だったらどうすんの？」
「え、っと、さすが作ちゃんモテモテだね！って…言う…かな」
しどろもどろになりながら答えれば、ティャッハ！っと大きな笑い声が帰って来た。
笑わないでよ、と睨めば、ごめんごめんと笑いをこらえながら頭をトントンと撫でられた。
「Aらしいなぁって思ったらおかしくなった」
「だって、ほかなに言うの…」
「その人と付き合うのかとか気にならねぇの？」
あぁ、そっか。
そっか、告白ってお付き合いするしないの話になるんだ。
「中学生の頃とは違うんだよ、いや中学生の頃だって付き合うとかあっただろ？」
「作ちゃん、モテてたけど、でも誰とも付き合ってなかった…よね？」
「俺に聞くなし！てか、ずっとお前と一緒にいたじゃん」
そう。中学生の頃から、なにも変わってない。
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なほ(プロフ) - すいませんありがとうございます！！うれしいです！！ (2018年10月7日 17時) (
レス) id: 20d52247fa (このIDを非表示/違反報告)
眠り姫(プロフ) - なほさん» お気になさらず！ぜひぜひ仲良くしてください〜〜〜！ (2018年10月6日 13時) (レス) id: af6cf59665 (このIDを非表示/違反報告)
眠り姫(プロフ) - ゆ〜！さん» ありがとうございます〜！きっと可愛いカップルの爆発ですね！！機会を見つけて是非〜！ (2018年10月6日 13時) (レス) id: af6cf59665 (このIDを非表示/違反報告)
ゆ〜！(プロフ) - 更新お疲れ様でした！このお話の作ちゃんの雰囲気がとても好きで私の中でナンバーワンですo(^_^)o作ちゃんとヒロインのその後のお話も是非見たいです！ (2018年10月1日 23時) (レス) id: 4f7370bcc2 (このIDを非表示/違反報告)
なほ(プロフ) - ごめんなさいほんと、、、でもめちゃくちゃ仲良くなりたいんです( .. ) (2018年10月1日 19時) (レス) id: 20d52247fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：眠り姫 | 作成日時：2018年8月21日 11時
