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「お待たせ〜！」
「遅いよ。待った」
「ごめんね瑞稀くん！涼くんも、そうやんも待っててくれてありがと！」
そう言えば瑞稀くんは、いいけど…と言ってくれる。
「A、こっちおいで」
涼くんに手招きで呼ばれ、涼くんの隣に腰掛ける。私の横に作ちゃんが座り、5人でいただきます、をして食べる。
「あっ、セロリはいってる…作ちゃん食べて…」
「んあ」
口に詰めていたご飯をゴクンと飲み込んだ作ちゃんが口をパカリと開けるのをみて、お箸で摘んだセロリをポイと入れる。
「Aほんと嫌いだよね」
「これだけは無理」
ぶんぶんと首を振った私の目に、ポカンとした表情のそうやんが入り込み、思わず笑う。
「そうやん、凄い間抜けな顔してる！」
「…いやいやいや、え？待って、はぁ？何、今のナチュラルな…え？」
「猪狩、これ今に始まった事じゃないから、中学からだから。もう慣れるしかねぇ」
涼くんが冷静にツッコミ、瑞稀くんに至っては無視。
「…あ、中学一緒だったんだっけ…4人」
「うん、でも涼くんと瑞稀くんは前から知ってたよ！」
と言えば、懐かしいね、と涼くんに微笑まれた。
うん、いつになっても笑顔が素敵だ、涼くん。
私以外の4人は小学校からの付き合いで、そうやんだけ区域の違いで中学が別だったのだ。
私の近所に住んでいる優斗くんは4人と小学校が一緒で、年齢の近い瑞稀くんと涼くんと仲が良く、私を含めてよく遊んでくれた。
だからそうやんに初めて会ったのは、作ちゃんと仲良くなってからだった。
「なに、じゃあ、中学の時からこの甘ったるい空気だったの…？」
「うん、まぁね」
そうやんが真剣な顔をした隣にいた瑞稀くんに問えば、砂を噛んだような顔をした瑞稀くんが口少なく答えたのだった。
「作ちゃんご飯口に詰めすぎ」
私はそんな話を耳にしながら、むぐむぐと一緒懸命に口を動かす作ちゃんを見て笑っていたのだけど。
✎＿設定＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿____
年齢操作はしておりません。
優斗くん大学一年生、瑞稀くんと涼くんが高校3年生、作間くん猪狩くんは主人公と同じ高校1年生です。
小学校が一緒なのは、優斗くん瑞稀くん涼くん猪狩くん作間くん。
優斗くんは主人公の近所のお兄ちゃん的な存在で、瑞稀くんと涼くんと一緒に遊んでくれてました。
中学は猪狩くん以外同じ中学です。
高校はみんな同じですが優斗くんは卒業済み。
です！
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なほ(プロフ) - すいませんありがとうございます！！うれしいです！！ (2018年10月7日 17時) (
レス) id: 20d52247fa (このIDを非表示/違反報告)
眠り姫(プロフ) - なほさん» お気になさらず！ぜひぜひ仲良くしてください〜〜〜！ (2018年10月6日 13時) (レス) id: af6cf59665 (このIDを非表示/違反報告)
眠り姫(プロフ) - ゆ〜！さん» ありがとうございます〜！きっと可愛いカップルの爆発ですね！！機会を見つけて是非〜！ (2018年10月6日 13時) (レス) id: af6cf59665 (このIDを非表示/違反報告)
ゆ〜！(プロフ) - 更新お疲れ様でした！このお話の作ちゃんの雰囲気がとても好きで私の中でナンバーワンですo(^_^)o作ちゃんとヒロインのその後のお話も是非見たいです！ (2018年10月1日 23時) (レス) id: 4f7370bcc2 (このIDを非表示/違反報告)
なほ(プロフ) - ごめんなさいほんと、、、でもめちゃくちゃ仲良くなりたいんです( .. ) (2018年10月1日 19時) (レス) id: 20d52247fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：眠り姫 | 作成日時：2018年8月21日 11時
