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「なに、してたの？こんな時間まで！」
ザッザッ、と雨で湿り始めた砂利を踏む足音がひどく大きく聞こえる。
「な、にって、？」
「Aちゃん、今何時か分かってる？」
「…え？」
パッと携帯を見て気付く。
「あ…電池切れてる」
暗いままの携帯の画面に、作ちゃんが映る。
はぁ、と大きく息をついた作ちゃんにドキリと心臓が冷える。
「なにしてたの」
作ちゃんが怒ってる。
その事実を受け止め切れなくて、言葉に詰まれば、呆れたような表情をする。
さっきまでポツリ、ポツリと降る雨だったはずなのに、急に雨脚が強くなった気がして、身体が冷えていく。
不快感が強くなっていくのと同時に、作ちゃんの顔を正面から見れなくなって、濡れていく足元を見る。
「Aちゃん。ねぇ、こっち見て」
名前を呼ばれる。
普段の甘さを含んだ声じゃなくて、冷えた固い声。
答えなきゃ、と思えば思うほど、喉に何かが詰まったように声が出ない。
鼻の奥が熱を持ち始めて、ジンジンと痛くなる。
みっともない顔をしているのは十分わかっているから、顔を上げられなくて。
自分が何をしているのかすら分からなくなったのに、ただただ、悲しくなってどうしようもなくなった。
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なほ(プロフ) - すいませんありがとうございます！！うれしいです！！ (2018年10月7日 17時) (
レス) id: 20d52247fa (このIDを非表示/違反報告)
眠り姫(プロフ) - なほさん» お気になさらず！ぜひぜひ仲良くしてください〜〜〜！ (2018年10月6日 13時) (レス) id: af6cf59665 (このIDを非表示/違反報告)
眠り姫(プロフ) - ゆ〜！さん» ありがとうございます〜！きっと可愛いカップルの爆発ですね！！機会を見つけて是非〜！ (2018年10月6日 13時) (レス) id: af6cf59665 (このIDを非表示/違反報告)
ゆ〜！(プロフ) - 更新お疲れ様でした！このお話の作ちゃんの雰囲気がとても好きで私の中でナンバーワンですo(^_^)o作ちゃんとヒロインのその後のお話も是非見たいです！ (2018年10月1日 23時) (レス) id: 4f7370bcc2 (このIDを非表示/違反報告)
なほ(プロフ) - ごめんなさいほんと、、、でもめちゃくちゃ仲良くなりたいんです( .. ) (2018年10月1日 19時) (レス) id: 20d52247fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：眠り姫 | 作成日時：2018年8月21日 11時
