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『テヒョンったら物好きだねぇ、あ、着いた着いた。ここの棚かな』
「おー、そーそー、これ持って来いって言われちゃった」
『うわ、絶対使わなさそう』
テヒョンが指さした本は、割と棚の高い位置にあり、分厚くて、かなりボロかった。
「Aもそう思う？だよね〜？おれもただの罰ゲームで持ってこさせられるんだと思う」
『何のためによ？それ罰ゲームの意味あんの？』
「さぁ？おれにはよく分かんないや」
よいしょっ、と……と、少し背伸びしたテヒョンは、余裕でその本を棚から抜き取った。
その広くて大きい背中に、少し驚く。
『テヒョンって結構背、高かったんだね』
思わず、そんな言葉が口をついて出る。
「そう？いつも一緒にいるから分からなかった？」
こてん、と首をかしげるのはテヒョンの癖の一つ。
『そうかも。だって昔は、私よりちっちゃかったのに』
「それいつの話？それっておれたちがあった時くらいの話でしょ？」
『小学校の低学年くらいまでは私とテヒョンの身長、そんなに変わらなかったよ？』
「えー？そうだっけ？」
書庫から出ようと、元来た道をテヒョンが先に歩き始めたのを後ろからついていけば、テヒョンはその言葉とともに足を止めた。
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木染 凌(プロフ) - りおんさん» わーっ！ありがたいご指摘ありがとうございます……ダメですね、ついいつもの癖が出てしまって……。ご指摘、ありがとうございます……直させていただきますね！ (2022年1月5日 22時) (
レス) id: a5ef8e0975 (このIDを非表示/違反報告)
りおん(プロフ) - 楽しく読ませていただいています♪ひとつだけ気になったのですが女の子から年上の男性はオッパになるので、ジンヒョンではなくジンオッパになると思います！ (2022年1月5日 18時) (レス) @page33 id: 9be766f014 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：木染 凌 | 作成日時：2021年12月29日 5時
