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『……テヒョン、今日フってくるね』
休日の朝。最低最悪なことが発覚した今では元カレの相手に別れを告げに行く。
そんな日なのに天気はすごくよかった。快晴。私の新たな門出でも祝ってくれるのかな？ってくらいに綺麗な青空が広がる空。
そのクソ野……っと、元カレをフる前に、テヒョンの家に寄ることにした。まぁ、家って言っても隣だし、勝手知ったる家なのだけども。
最初は、「大丈夫？おれも付いて行きたいんだけど」とテヒョンは心配してくれていたが、私が1人でも大丈夫だよ、と言ったら「そうだね、Aは強いから大丈夫かもね」と笑いながらテヒョンは言った。
「A、なんか戦地に赴くひとみたいだよ？」
『そ、そうかも？』
ちょっと緊張するなぁ、とはいえ戦地に赴くひとって……そ、そんなに？？
「おれはいつだってAの味方だから。帰ってきたら愚痴でも何でも聞いてあげるし、慰めてあげる。だから、思いっきりフってきちゃえ」
テヒョンが急に立ち上がった、と思ったらいつの間にかハグをされていた。そして、耳元でそう囁かれる。
『……うん、ありがとう、テヒョン』
「ううん、気をつけてね、A」
「ありがとう、行ってきます」
昨日に引き続き、テヒョンには何だか励まされてばかりな気がする。テヒョンは、私には少し、勿体無い気がする。でも、本当にいい親友だ。
まだ、今は親友以上彼氏未満だけど。
それがいつか変わるのかな。
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木染 凌(プロフ) - りおんさん» わーっ！ありがたいご指摘ありがとうございます……ダメですね、ついいつもの癖が出てしまって……。ご指摘、ありがとうございます……直させていただきますね！ (2022年1月5日 22時) (
レス) id: a5ef8e0975 (このIDを非表示/違反報告)
りおん(プロフ) - 楽しく読ませていただいています♪ひとつだけ気になったのですが女の子から年上の男性はオッパになるので、ジンヒョンではなくジンオッパになると思います！ (2022年1月5日 18時) (レス) @page33 id: 9be766f014 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：木染 凌 | 作成日時：2021年12月29日 5時
