174、月夜の心配事には、 ページ25
会議が終わり、彼女は何処か、
暗く、苦しそうだった。
きっと、これからの戦いについて考えていたのだろう。
そう、柱達は別れ別れに彼女の背中を見る。
誰が、彼女を救うのか、自身が救ってあげたい…
それは、彼女に会った……彼女を知った彼等の思いである。
そんな彼女は最後残ると、
首を抑え、無惨の怒りをひしひしと身体に感じていた。
彼岸花があるから、分かるのだ。あの人の思考に、よく共鳴するから、
彼女はただ月を眺めれば、実弥が声をかける。
「手、痛むか?」
少なからず、彼は、彼女を傷つけてしまった事を反省しているようだった。
だから、罰が悪そうな彼に彼女は、
手を重ね笑う。
「痛くないですよ?実弥さんこそ……大丈夫ですか……手当しますよ?」
「俺ラァ…今から任務だから、大丈夫だよ………
つうか、そもそも、なんで、刀の前なんかにとびたしてくんだァ?あぶねえだろ?女なんだから………」
女か………彼女は、実弥の言葉にただ静かに笑うと、彼の手に取り出した包帯を巻き付けた。
「だからいいったろうが!!」
「ふふッ……何度も言ったでしょう?
私は傷ついた人をが嫌なんだって、助ける為なら、何だってします…傷ついたって、かまわないんです…」
手当を嫌がる彼に彼女は彼と最初あった時の事を思い出した。
「相変わらず、嫌がりますね……でも、辞めませんよ……」
「そうかよ……」
そう話す彼女に実弥も折れ、されるがままになると、
彼女は先程の話の先を彼に話し始めた。
255人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
mayumi(プロフ) - KATさん» 月華の剣士シリーズでは凛月ちゃんは杏寿郎を・・・救済しますよね? (2020年1月3日 0時) (レス) id: 58f715f8f9 (このIDを非表示/違反報告)
宇髄天元の四人目の嫁 - アアアアアアアアアアアありがとうございますスススススススス作者様(文才の神様)の益々のご多幸を切にお祈り申し上げまスススススススス (2019年11月2日 10時) (レス) id: 8067fa906f (このIDを非表示/違反報告)
KAT(プロフ) - 宇髄天元の四人目の嫁さん» コメントありがとうございます!初の番外編という事で日を跨いでしまいましたが、よろしくお願いします (2019年11月1日 3時) (レス) id: f2fa7b9b77 (このIDを非表示/違反報告)
宇髄天元の四人目の嫁 - 誕生日なので鬼滅学園の番外編お願いします! (2019年10月31日 17時) (レス) id: 8067fa906f (このIDを非表示/違反報告)
宇髄天元の四人目の嫁 - アアアアアアアアアありがとうございます!!!!!!!!!!!!!! 今日も、出来れば頑張って欲しいです! 我が儘言ってすいません!!! (2019年10月23日 16時) (レス) id: 8067fa906f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:KAT | 作成日時:2019年10月21日 7時