162、隊律違反 ページ11
凛月はしのぶの変化に、
目を細め、3人に気づかれないよう、
後ろに下がった
そして、烏を呼び、直ぐに伝達する。…
「紅乃……お父さんに伝えてくださいを……炭治郎と禰豆子の事が明かされてしまった皆にお伝えする時ですと報告を」
彼女の烏の名は紅乃であり、彼女が鬼殺隊に捕らえられた時から一緒にいる烏だ。
紅乃は凛月の言葉に頷くとすぐさま飛び立つ。
「ワカッタ!ツタエルヨ」
烏が去り、凛月は耀哉の応えを待ちながら、
炭治郎と禰豆子の事を考えていた。
2人の事は耀哉と共には黙認していた事実であり、
彼女は若手の教育係件、2人の監視としても耀哉に依頼されていた。
禰豆子が人を喰わない事を証明する為に、
だから、バレた時はすぐ様今のように伝達しなければならなかった。…
柱や隊の起立を見出しかねないから、
彼女は義勇としのぶの話に耳を傾け、炭治郎達を心配そうに見つめた。
大丈夫かな……。
義勇はその視線の意味を汲み取ると、
後ろにいる炭治郎に言った。
「立てるか…立てなくても、根性でたて…………」
義勇の言葉に炭治郎は
察すると、炭治郎を姫抱きにし、走り去った。
「冨岡さん…………すみません…ありがとうございます」
炭治郎が立ち上がるとしのぶは、肩に刀を置きながらに笑った。
「これ隊律違反なのでは?」
一方、その頃、凛月からの知らせもあり、善逸と伊之助は後始末部隊、隠と、しのぶ隊…栗花落カナヲに助けられていた。
ぐるぐる巻きにされた善逸がその姿を見た。
テキパキと後始末する姿に驚きを感じるが、更にカナヲの姿にかんしんしていた。
何故ならカナヲは善逸達と、同じ餞別にいた子だからである。
それに、善逸を助けたしのぶと同じ髪飾りをしているのだ。
「こちらも、蝶屋敷へ?」
「そう…怪我人は皆うちへ…付近の鬼はわたしがかるから安心して作業して、」
そして、その話をすると、カナヲは飛んでいてった。
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mayumi(プロフ) - KATさん» 月華の剣士シリーズでは凛月ちゃんは杏寿郎を・・・救済しますよね? (2020年1月3日 0時) (レス) id: 58f715f8f9 (このIDを非表示/違反報告)
宇髄天元の四人目の嫁 - アアアアアアアアアアアありがとうございますスススススススス作者様(文才の神様)の益々のご多幸を切にお祈り申し上げまスススススススス (2019年11月2日 10時) (レス) id: 8067fa906f (このIDを非表示/違反報告)
KAT(プロフ) - 宇髄天元の四人目の嫁さん» コメントありがとうございます!初の番外編という事で日を跨いでしまいましたが、よろしくお願いします (2019年11月1日 3時) (レス) id: f2fa7b9b77 (このIDを非表示/違反報告)
宇髄天元の四人目の嫁 - 誕生日なので鬼滅学園の番外編お願いします! (2019年10月31日 17時) (レス) id: 8067fa906f (このIDを非表示/違反報告)
宇髄天元の四人目の嫁 - アアアアアアアアアありがとうございます!!!!!!!!!!!!!! 今日も、出来れば頑張って欲しいです! 我が儘言ってすいません!!! (2019年10月23日 16時) (レス) id: 8067fa906f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:KAT | 作成日時:2019年10月21日 7時