74、一件落着 ページ24
身体が戻り終わったオールマイトは、傍に倒れた出久に笑う。
出久は、何も出来なかったと呟くが、彼の応えは違かった。
「そんなことは無いさ…あの数秒がなければ、私はやられていた………！」
「また、救けられちゃったな……」
涙を流す出久
「…………無事で……よかったですッ……」
そして、全てが終わり愛白は、
相澤の手の中で、深く眠っていた。
「先生ッ……愛白ちゃんは？大丈夫だよね？」
麗日がそう言うと、顔を歪ます相澤
「寝ているが、よくわからん……とりあえず、多分、病院に行くだろう。
俺も肘を治さなきゃならない………が、こいつの個性は、話し合わなければいけない案件だ。」
相澤は、そう目をつぶる彼女を見る。
お前はッ……何だ？何故、敵に狙われている？
「これだけ、派手に侵入されて逃げられちゃうなんて」
「完全に虚をつかれたね…それより今は生徒らの安否さ……」
校長、ミッドナイトがそう語り、
先生達は直ぐに…生徒の安否を心配した。
オールマイトは、
本来の姿に戻り、一件落着としていると、
切島が、心配そうにこちらに来た。
やばい！？
この姿は世間では公表されてない…出久が知ってる最大の秘密である。
そこをセメントスが守る。
「生徒の安否を確認したいからゲート前に集まってくれ、けが人の方はこちらで対象するよ」
セメントスはオールマイトのファンだ。
「ありがとう……助かったよ…セメントス」
ふらつくオールマイトにセメントスがニーと、笑う。
「俺も貴方のファンなので、このまま姿を隠しつつ保健室へ向かいましょう……しかし、まァ毎度無茶しますね」
セメントスの言葉にオールマイトは、血を拭った。
「無茶をしなければ……やられていた……それ程に強敵だった……」
オールマイトが言葉を残す中、
帰った死柄木は、血の出た腕と足を抑え
BARで蹲る。
「あははッ弔君めっちゃやられたね〜」
「ッてえ……てか、なんでお前はッ無傷なんだよッ」
「えー…だって、俺、先生から戦闘許可おりてないし……」
丸国の声に死柄木は、彼を睨みつけると
呟く。
「両手両足撃たれた……ッ完敗だッ脳無もやられた手下共は瞬殺だった……子供も強かったッ……」
「平和の象徴は、健在だった……！」
「話が違うぞ…先生……」
そこまで言うと、BARにあるモニターから声がした。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 375人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
もーりーふぁんたじー - ﾝﾝﾝ……更新されてる！やった！←今更 (2020年3月26日 20時) (
レス) id: a8e855356f (このIDを非表示/違反報告)
KAT(プロフ) - ヒトさん» ご指摘ありがとうございます！直しました (2020年1月14日 1時) (レス) id: bf43c261d4 (このIDを非表示/違反報告)
ヒト - 峰田間違ってましたよ。 (2020年1月13日 21時) (レス) id: c05b5d2817 (このIDを非表示/違反報告)
凜香 - と、思ってましたけど下に書いてありましたね、すみません (2020年1月13日 20時) (レス) id: a8e855356f (このIDを非表示/違反報告)
凜香 - 更新楽しみにしてます！今さらですが、夢主ちゃんの名前、「愛白」ってなんて読むんですか？ (2020年1月13日 20時) (レス) id: a8e855356f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：KAT | 作成日時：2019年11月10日 3時
