69、狙われる彼女と ページ19
彼女が気絶すると、死柄木は彼女の身体を抱きしめた。
「愛白を離せ！！」
そう怒る出久…
が、死柄木は黙って、ただ狂気的に彼女に向け笑っていた。
「あははッ……やだよ……愛白は連れていく」
彼女が欲しい、最初に会った時から、そう思ったから、身体から、溢れ出る欲……が、
平和の象徴が来た……戦いは、続けなければならない、
倒れた仲間は放っておいて、
死柄木は彼女の頬を撫でる。
理々瑠はそれを見ながら、血を吐いていたが、誰もかけよって来なかった…。
「なんでッ…丸国助けッ………」
泣く理々瑠に先程から黙って見ていた丸国が笑いながら近づてくる。
彼女の前にしゃがみ、こちらも狂気的に愛白
を見ていた。
「あーあ、姉さん…ダメだよ……
美しくないなあ……血を流して倒れても、なんも湧かないよ……
やっぱり、愛白じゃなきゃダメだ…… 僕を満たせるのは、愛白だけ、
あぁ、可愛くて、綺麗なのは、何時も愛白なのに……姉さんは、何時もわかってないよね？……これで分かったかな？」
丸国の言葉に、死柄木も理々瑠に言った。
「誰も、お前なんかに期待なんてしてないさ……
ただ、先生が愛白を目覚めさせるなら、お前を使えって言ったから
……愛白は、ヒーロー側にいていい子じゃない……
俺達側にいなきゃいけないんだ……さあ、平和の象徴を倒し、彼女を連れて帰ろう！」
理々瑠は、ただの駒だったのだ。
何故、彼女を先生という存在が知っているのか、誰も分からなかったが、
オールマイトはそんな敵に言った。
「嫌な予感がしてね…校長のお話を振り切りやって来たよ……来る途中飯田少年とすれ違って……何が起きているかあらまし聞いた。
そして、緑谷少女の事もね……」
全く己に腹が立つ……子供らがどれだけ怖かったか、
後輩らがどれだけ、頑張ったか、
彼女がどんな思いで戦っていたのか、
だから、オールマイトは胸を張る。
「もう大丈夫！！私が来た！！」
死柄木はそれを見て楽しげに言った。
「待ったよヒーロー…社会のゴミめ！」
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もーりーふぁんたじー - ﾝﾝﾝ……更新されてる！やった！←今更 (2020年3月26日 20時) (
レス) id: a8e855356f (このIDを非表示/違反報告)
KAT(プロフ) - ヒトさん» ご指摘ありがとうございます！直しました (2020年1月14日 1時) (レス) id: bf43c261d4 (このIDを非表示/違反報告)
ヒト - 峰田間違ってましたよ。 (2020年1月13日 21時) (レス) id: c05b5d2817 (このIDを非表示/違反報告)
凜香 - と、思ってましたけど下に書いてありましたね、すみません (2020年1月13日 20時) (レス) id: a8e855356f (このIDを非表示/違反報告)
凜香 - 更新楽しみにしてます！今さらですが、夢主ちゃんの名前、「愛白」ってなんて読むんですか？ (2020年1月13日 20時) (レス) id: a8e855356f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：KAT | 作成日時：2019年11月10日 3時
