108、彼女の応えと新たな出会い ページ8
「あの人の花嫁になった以上……この呪いがある以上………
私は救ってくれた人達の傍にいるつもりなんです……
私のために………約束をしてくれた人達が沢山います。守ってくれようとした方も沢山います………
だから、私だけ、逃げる訳にはいきません……彼等と一緒にいるつもりです……それに、私が入れば珠世さん達が危険になるから……」
彼女の言葉に珠世は彼女を抱きしめる。
やはり、貴方はお優しい……何時も他人ばかりを気にしている。
「そうですか………凜月様………また、会いましょう………何時か、私達が鬼となった人が助かる方法を見つけた時………貴方の呪いが開放された時に……」
凜月は珠世の背中に手を回すと静かに呟いた。
「そうですね………また、会いましょう……珠世さん…」
そう去る彼女の背中に、後を追う炭治郎と禰豆子へ、
珠世と愈史郎が言った。
「では!お気おつけて……炭治郎さん……凜月様をお願いします………でも、沢山の者が凜月様を好いておられるかもしれませんが…………凜月様をお救いください………
鬼達はあの方に救われた者が沢山おります……………十二鬼月は皆……彼女を愛していた。だから、…………傷つけたりはしないかもしれませんが…………お助けください………」
珠世の言葉に炭治郎は返事をする。
「はい!!」
次に愈史郎は言った。
「じゃあな…………炭治郎……お前の妹は美人だよ…………」
そして、3人は次の任務に向かう。
カラスの鳴き声が響いた。
「南南東!!南南東!!次の場所ハァ南南東!!」
「炭治郎君のカラス……元気だね……」
「あははっ……そうなんですかね……」
そう歩く2人の前に現れるは、
「頼むよ!!頼む!!結婚してくれ!」
黄色い羽織に黄色い髪色の少年だった。
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KAT(プロフ) - 宇髄天元の四人目の嫁さん» ありがとうございます!頑張ります (2019年10月5日 22時) (レス) id: 01bf521259 (このIDを非表示/違反報告)
宇髄天元の四人目の嫁 - ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁありがとうございます! 今日も一杯お願いします! (2019年10月4日 16時) (レス) id: af0233cc60 (このIDを非表示/違反報告)
KAT(プロフ) - 宇髄天元の四人目の嫁さん» 遅くなってしまい、申し訳ありません!今日中にあげるつもりが日を跨いでしまいましたが!今後とも月華の剣士をよろしくお願いします! (2019年10月4日 1時) (レス) id: 01bf521259 (このIDを非表示/違反報告)
宇髄天元の四人目の嫁 - 響凱が楽しみです。出来れば今日、出してほしいです! (2019年10月3日 21時) (レス) id: af0233cc60 (このIDを非表示/違反報告)
KAT(プロフ) - 宇髄天元の四人目の嫁さん» ありがとうございます!コメント嬉しい限りです! (2019年10月2日 5時) (レス) id: 01bf521259 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:KAT | 作成日時:2019年9月29日 2時