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150、一つのものを極めし者 ページ50

一つのものを極めし者

震える善逸を背に彼女は

鬼と蜘蛛になったもの達を蹴散らしていく。

切り傷や、斬撃を受けながら、

立つ姿はかっこよかった。

毒だって、恐らく既に善逸より沢山受けているだろう。

「ッグハ」

血を吐こうが、彼女は諦めていなかった。

「アハハッ、馬鹿め!!!!そんな足でまといを護って、なんになる!!?死ぬぞ!!!!」

鬼の笑い声に彼女は言葉を吐き捨てる。


「ハッ…生憎……私は尼城だ……お前みたいな三下の毒なんて……そこまで効いていませんよ!」

「血を吐いているぞ?効いていないわけない!!尼城も所詮人だあ!!!!諦めろ!!!!」


「諦める?……私は人では、ありません、尼城だ。人より丈夫で、強いんです……
それに、………善逸くんは足でまといではないですよ…………強いんです……」


彼女の言葉に善逸は目を見開く。

これまで、沢山のやつが、彼を見限って来た。

だが、師匠である。桑島慈悟郎だけは、

彼を1度も見限らなかったんだ。

そして、今……目の前で、自分を信じてくれる人がいる。

善逸は、

善逸の心が揺さぶられた。


「だから……諦めません……必ず彼とお前の首を切り落とす!!!!!」

そして、その善逸の心と責任……思いがはじける。

頭から気絶し落ちる善逸

迫り来る蜘蛛たちの手が彼女に届く前に、

善逸は目をつぶり言った。


「……………雷の呼吸……………壱ノ型………

霹靂一閃……………」


電撃のような斬撃に離れた蜘蛛たち


善逸がそして、地面に足をおろし、彼女の前に立った。


「凛月さんに………近づくな………この鬼が……」

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設定タグ:鬼滅の刃 , 愛され , 宇髄天元   
作品ジャンル:アニメ
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KAT(プロフ) - 宇髄天元の四人目の嫁さん» ありがとうございます!頑張ります (2019年10月5日 22時) (レス) id: 01bf521259 (このIDを非表示/違反報告)
宇髄天元の四人目の嫁 - ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁありがとうございます!   今日も一杯お願いします! (2019年10月4日 16時) (レス) id: af0233cc60 (このIDを非表示/違反報告)
KAT(プロフ) - 宇髄天元の四人目の嫁さん» 遅くなってしまい、申し訳ありません!今日中にあげるつもりが日を跨いでしまいましたが!今後とも月華の剣士をよろしくお願いします! (2019年10月4日 1時) (レス) id: 01bf521259 (このIDを非表示/違反報告)
宇髄天元の四人目の嫁 - 響凱が楽しみです。出来れば今日、出してほしいです! (2019年10月3日 21時) (レス) id: af0233cc60 (このIDを非表示/違反報告)
KAT(プロフ) - 宇髄天元の四人目の嫁さん» ありがとうございます!コメント嬉しい限りです! (2019年10月2日 5時) (レス) id: 01bf521259 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:KAT | 作成日時:2019年9月29日 2時

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