144、柱を向かわせて… ページ44
炭治郎と伊之助は、
中に入ると、さらに周りの空気の重さとひどい匂いに苛まれる。
凄まじい異臭のせいで、鼻が利く炭治郎の鼻は今にもまがりそうで作用しない。
「ちっ…蜘蛛の巣だらけじゃねーか!!邪魔くせえ!!」
「そうだな…………伊之助」
「何の用だ!!」
「ありがとう…伊之助も一緒に来ると言ってくれて心強かった。」
「山の中からきた捩れたような……禍々しい匂いに俺は少し体が竦んだんだ」
「ありがとう」
炭治郎にお礼を言われ、伊之助は藤家であった老婆に声をかけられた時や凛月にあった時と同じ感じがした。
そうホワホワしたのである。
そんな会話をした2人が奥で怯える隊士を見つけた。
身体をビクリとし、振り返る隊士
「応援に来ました…階級癸…竈門炭治郎です」
が、隊士は炭治郎は言葉に顔をゆがめた。
「癸…………癸!?なんで、柱や月華の剣士じゃないんだ!!癸なんてッ何人来ても同じだ…意味が無い!!」
ゴツ!!
凄まじい音を立て殴る伊之助
「伊之助!?」
「うるせえ!!意味のあるなしで言ったらお前の存在自体意味がねえんだよ!!さっさと状況を説明しやがれ弱味噌が!!」
因みに彼は先輩であり、伊之助は後輩である。
頭を掴まれた隊士はさけぶ
「かっ……烏から司令が入って十人の隊士がここに来た!!山に入ってしばらくしたら……隊員が………隊員同士で…………斬り合いになって…………!!」
3人が会話する中、鬼は糸を引きながら笑う。
「ウフフ……ウフフフフ…さぁ…お人形たち手足がもげるまで踊り狂ってね……」
その頃、死にものぐるいで飛んできた烏が伝達をする。
耀哉は烏を撫で笑った。
「よく頑張って戻ったね……私の剣士たちは殆どやられてしまったのか………そこには十二鬼月がいるかもしれない」
「柱もいかせなくてはならないようだ……義勇…しのぶ……先に凛月も行っているからよろしく頼む……」
耀哉の声に2人は言った。
「“御意 ”」
「人も鬼もみんな仲良くすればいいのに………そうすれば、凛月さんも悲しまないですみます……富岡さんもそう思いません?」
「無理な話だ……鬼が人を食らう限りは、」
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KAT(プロフ) - 宇髄天元の四人目の嫁さん» ありがとうございます!頑張ります (2019年10月5日 22時) (レス) id: 01bf521259 (このIDを非表示/違反報告)
宇髄天元の四人目の嫁 - ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁありがとうございます! 今日も一杯お願いします! (2019年10月4日 16時) (レス) id: af0233cc60 (このIDを非表示/違反報告)
KAT(プロフ) - 宇髄天元の四人目の嫁さん» 遅くなってしまい、申し訳ありません!今日中にあげるつもりが日を跨いでしまいましたが!今後とも月華の剣士をよろしくお願いします! (2019年10月4日 1時) (レス) id: 01bf521259 (このIDを非表示/違反報告)
宇髄天元の四人目の嫁 - 響凱が楽しみです。出来れば今日、出してほしいです! (2019年10月3日 21時) (レス) id: af0233cc60 (このIDを非表示/違反報告)
KAT(プロフ) - 宇髄天元の四人目の嫁さん» ありがとうございます!コメント嬉しい限りです! (2019年10月2日 5時) (レス) id: 01bf521259 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:KAT | 作成日時:2019年9月29日 2時