133、藤家と尼城 ページ33
3人が丁重にもてなされ寝室に行くと、
炭治郎はカラスに質問する。
それは、炭治郎意外の2人も疑問に思った事だった。
「なあ……カラス……凜月さんも怪我してたのに……なんで入るのを断ったんだ？」
「あー……それ、俺も思った…なんでなんだろう。女の子なのに………痛くないのかな……それに、すぐ任務って、やっぱり、俺たち下とは違うのかなあ？…………」
「はあ？あいつ、偉いのか！？
そんなん、怪我してねえんじゃねェか？」
「バカ…見ただろ！包帯してたよ！？腕にちゃんと！！」
そう、凜月も自身の刀で切った傷やら、任務出できたであろう傷があった。
だから、炭治郎と善逸は彼女も休息だと思ったのだが……違うらしい。
3人の質問にカラスが淡々と応える。
「かアア！！それはダナ！彼女の一族が尼城ダカラダヨ！」
「尼城？」
善逸はカラスの言葉に首をかしげると、炭治郎が代わりに教える。
「善逸……尼城は、…………鬼が登場してすぐに、現れた、鬼を崇拝し、人を鬼に与え生きながらえてる一族だよ…今もある一族だ………」
「え？ッ………なんだよそれ、そんな狂った！？一族がいるのか？」
カラスはそんな2人の話にさらに話続ける。
「尼城・凜月ハ、ソコノ出身ダカラ……藤の花の家にヨク思ワレテ無イノダ」
カラスの話によれば、藤の花の家は鬼狩りに昔、助けて貰った一族らしく。
一方凜月の一族は鬼を崇拝し鬼の為に生きる一族であり、藤の花の家はそんな尼城を代々、
許しておらず、尼城は人を騙すからと、
敷居を跨らせるなという古い言い伝えがある為、
彼女は休息や手当を自分で行うか、本部に戻り受けているらしい。
が、隊士の中にも彼女を良いように思わない奴もいる為、
彼女はなるべく自分で対処しているようだ。
そんな話に顔を青くする善逸
「凜月さんっも……鬼に人を与えたことあるのかな？っ」
どうやら、話の内容に怖がりな善逸は彼女に不信感を持ってしまったようだ。
強くてかっこいい彼女は自身を騙しているのではないか、いつか、殺したりするのではないか、裏切るのではないか
少なからずそんな不安がよぎってしまう。
だが、炭治郎は言った。
「あげた事ないって言ってたよ………怖くて出来なかったって」
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KAT(プロフ) - 宇髄天元の四人目の嫁さん» ありがとうございます！頑張ります (2019年10月5日 22時) (
レス) id: 01bf521259 (このIDを非表示/違反報告)
宇髄天元の四人目の嫁 - ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁありがとうございます！ 今日も一杯お願いします！ (2019年10月4日 16時) (レス) id: af0233cc60 (このIDを非表示/違反報告)
KAT(プロフ) - 宇髄天元の四人目の嫁さん» 遅くなってしまい、申し訳ありません！今日中にあげるつもりが日を跨いでしまいましたが！今後とも月華の剣士をよろしくお願いします！ (2019年10月4日 1時) (レス) id: 01bf521259 (このIDを非表示/違反報告)
宇髄天元の四人目の嫁 - 響凱が楽しみです。出来れば今日、出してほしいです! (2019年10月3日 21時) (レス) id: af0233cc60 (このIDを非表示/違反報告)
KAT(プロフ) - 宇髄天元の四人目の嫁さん» ありがとうございます！コメント嬉しい限りです！ (2019年10月2日 5時) (レス) id: 01bf521259 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：KAT | 作成日時：2019年9月29日 2時
