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116、彼女は月華の剣士 ページ16

だから、彼女は善逸と少年を別部屋に押しだした。


「凜月さん!?」

慌てる2人に彼女は笑った。

「大丈夫……強そうな鬼は何とかするから、
安心して、…………私は強いから」


彼女は母親のように呟くと、そのまま、鬼に刃を向けた。

善逸はその姿と彼女の白い刀身に彼女が誰だか思い出す。


白い刀に……藤色と青色の双眼ッ…………

……聞いた事がある。


彼女は、俺達の前にやった最終選別で、全ての鬼を狩り、
その日、誰も鬼を倒さず……無傷で生き残った隊士の中の隊士で……
柱が愛し、育てた者………

月あかりに咲く一輪の華のようなに美しく………

優しげな鬼狩りであることから、

こう呼ばれている。


そうだ…………彼女は、あの……月華の剣士なんだ。


彼女は鬼にただ笑った。


「鬼さん……こんにちは……」


「なんだ?お前………あの餓鬼より美味そうだなあ?………」



「でしょうね………私、極上に美味いですから………でも、貴方に私は殺せませんよ………」


「なんだと!?あははッ……お前を食えば最強になれそうだなあ!!」

鬼が楽しげに彼女に向かうが、
彼女は交わし、後ろを取ると、鬼に囁く。

「さようなら……痛みなく安らかに…………

天ノ呼吸壱ノ型……………時雨……」


一瞬の斬撃と共に………鼓がなって、2人の前から彼女は消えてしまう。

その瞬間……彼女は、善逸に言った。


「善逸君……大丈夫……君は強いよ……」

117、猪の皮を被る男→←115、別れ部屋



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設定タグ:鬼滅の刃 , 愛され , 宇髄天元   
作品ジャンル:アニメ
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KAT(プロフ) - 宇髄天元の四人目の嫁さん» ありがとうございます!頑張ります (2019年10月5日 22時) (レス) id: 01bf521259 (このIDを非表示/違反報告)
宇髄天元の四人目の嫁 - ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁありがとうございます!   今日も一杯お願いします! (2019年10月4日 16時) (レス) id: af0233cc60 (このIDを非表示/違反報告)
KAT(プロフ) - 宇髄天元の四人目の嫁さん» 遅くなってしまい、申し訳ありません!今日中にあげるつもりが日を跨いでしまいましたが!今後とも月華の剣士をよろしくお願いします! (2019年10月4日 1時) (レス) id: 01bf521259 (このIDを非表示/違反報告)
宇髄天元の四人目の嫁 - 響凱が楽しみです。出来れば今日、出してほしいです! (2019年10月3日 21時) (レス) id: af0233cc60 (このIDを非表示/違反報告)
KAT(プロフ) - 宇髄天元の四人目の嫁さん» ありがとうございます!コメント嬉しい限りです! (2019年10月2日 5時) (レス) id: 01bf521259 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:KAT | 作成日時:2019年9月29日 2時

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