115、別れ部屋 ページ15
炭治郎は凜月の背中を追い掛け、
子供達に禰豆子を託す。
「この箱をもしものために置いていく
何かあっても……2人を守ってくれるから……」
去る炭治郎に……善逸が情けなくついて行った。
「炭治郎……守ってくれるよな?」
だが、炭治郎にはそんな余裕は、なかった。
「善逸………申し訳ないが、前の戦いで肋と足が折れているまだ、完治していない。」
それに、騒ぐ善逸
慰める炭治郎。
それに、彼女が唇に人差し指を当て言った。
「2人共……静かに……冷静なって……
でなければ、死ぬ確率はあがるし、犠牲者を増やす事になるのよ………」
彼女の威圧に黙る2人、
すると、子供達が中に入って来てしまった。
「おっ……お兄ちゃん…あの箱カリカリ音がして……」
「だっ…だからって…置いてこられたら…切ないぞ…あれは俺の命より大切なものなのに……」
ミシリと音をたてる屋敷……
驚いた善逸…は
、炭治郎達を隣の部屋に押し出してしまった。
「あっ……ごめんッ尻が……」
既にその気づきは遅く
鼓の音で別れた5人………
凜月は残された善逸に言う。
「善逸君……少し、落ち着いて……」
「すみませんッ………」
「大丈夫……私がいるから…」
強く凛々しい彼女の言葉に隣にいた少年が善逸に言った。
「情けないですね…女性に守ってもらってるなんて……しかも、死ぬとか言って………恥ずかしくないんですか?貴方の腰の刀は、一体なんのためにあるんですか?」
「凄い切れ味ッ……の言葉が!!」
善逸は我を忘れて…少年の手を引っ張り向かうが、
部屋で、イノシシの被り物を被った少年を見たようで叫び倒す。
「化け物ォォォォ!!」
すると、彼女は彼の口を手で塞いだ。
「ッ……」
「静かに……見えないの?鬼に食われるよ………善逸君…………
…えっと……君の名前は?」
善逸を黙らせ、彼女は隣にいる少年に言った。
少年は彼女の姿に頬を染め、つぶやく。
「ッ……正一ッ………」
「正一君ッ……ちょっと……善逸君と下がって………」
2体の鬼…の気配……だが、片方の鬼の力が強い事を感じた
だから………彼女は善逸と正一の肩を押した。
大丈夫……誰も死なせないし、死なないよ………
だって、強いもの………
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KAT(プロフ) - 宇髄天元の四人目の嫁さん» ありがとうございます!頑張ります (2019年10月5日 22時) (レス) id: 01bf521259 (このIDを非表示/違反報告)
宇髄天元の四人目の嫁 - ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁありがとうございます! 今日も一杯お願いします! (2019年10月4日 16時) (レス) id: af0233cc60 (このIDを非表示/違反報告)
KAT(プロフ) - 宇髄天元の四人目の嫁さん» 遅くなってしまい、申し訳ありません!今日中にあげるつもりが日を跨いでしまいましたが!今後とも月華の剣士をよろしくお願いします! (2019年10月4日 1時) (レス) id: 01bf521259 (このIDを非表示/違反報告)
宇髄天元の四人目の嫁 - 響凱が楽しみです。出来れば今日、出してほしいです! (2019年10月3日 21時) (レス) id: af0233cc60 (このIDを非表示/違反報告)
KAT(プロフ) - 宇髄天元の四人目の嫁さん» ありがとうございます!コメント嬉しい限りです! (2019年10月2日 5時) (レス) id: 01bf521259 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:KAT | 作成日時:2019年9月29日 2時