113、2人の子供 ページ13
兄妹だろうか、2人が警戒した眼差しでたっている。
「子供だ……」
「どうしたんだろ?」
震える善逸
凜月と炭治郎は彼に構わず……その子供に近づいた。
「こんな所で何をしてるんだ?」
「大丈夫?」
「ひっ!?」
酷く怯えた2人に、炭治郎は笑うと
「そうだ!兄ちゃんが凄いものを見せてやろう!!」
雀を取り出し、そう言った。
「手乗り雀だ!!凄いだろ?」
すると、2人の笑みに安心して兄妹はへたりこんだ。
「教えて?何があったの?」
「あそこは君達の家か?」
「違う……違う!化け物の家ッ……兄ちゃんが連れてかれた夜道を歩いていたら……俺達には目もくれないで……兄ちゃんだけ、」
必死に伝える2人に凜月は2人の頭を撫で、屋敷の方を向いた。
「頑張ったね?もう大丈夫だよ……」
彼女の声に涙する子供達
「兄ちゃんの血の跡を辿ったんだ……怪我したから……」
その言葉に炭治郎も2人に手を伸ばす。
「大丈夫だ…俺達が悪い奴を倒して……兄ちゃんを助ける!」
炭治郎がそう言うと、善逸が言った。
「凜月さん……炭治郎……なあ……この音な何なんだ?気持ち悪い音…………ずっと聞こえる鼓か……」
やっぱり…なら、………………凜月は善逸につぶやく。
「善逸君!3回なったら教えて……多分、君は耳がかなりいいから聞こえてる
自信もって…………」
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KAT(プロフ) - 宇髄天元の四人目の嫁さん» ありがとうございます!頑張ります (2019年10月5日 22時) (レス) id: 01bf521259 (このIDを非表示/違反報告)
宇髄天元の四人目の嫁 - ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁありがとうございます! 今日も一杯お願いします! (2019年10月4日 16時) (レス) id: af0233cc60 (このIDを非表示/違反報告)
KAT(プロフ) - 宇髄天元の四人目の嫁さん» 遅くなってしまい、申し訳ありません!今日中にあげるつもりが日を跨いでしまいましたが!今後とも月華の剣士をよろしくお願いします! (2019年10月4日 1時) (レス) id: 01bf521259 (このIDを非表示/違反報告)
宇髄天元の四人目の嫁 - 響凱が楽しみです。出来れば今日、出してほしいです! (2019年10月3日 21時) (レス) id: af0233cc60 (このIDを非表示/違反報告)
KAT(プロフ) - 宇髄天元の四人目の嫁さん» ありがとうございます!コメント嬉しい限りです! (2019年10月2日 5時) (レス) id: 01bf521259 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:KAT | 作成日時:2019年9月29日 2時