不変な少女Ⅰ【ヒロアカ】 (ページ37)

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38、彼女もタフネスページ37

彼女の登場に驚く彼等、

そりゃそうだ窓枠に足をかけ立ってるのだから………

「な！？緑谷少女！？」

「え？！なんで愛白が！？」

「！？………能面なんでいやがる。」

顔見知りの声を尻目に、彼女は何処から持って来たのか、窓からロープを括り付け、そのまま使い降りてくる。

「あ、そうか………緑谷君と爆豪君もいたんですね………」

「てってか、緑谷少女危ないだろ！？大丈夫かい？」

そう慌てるオールマイトに首を傾げる彼女

「え？大丈夫ですよ？それより、人を助ける側になる人間が、人の話を聞けないのは、どうなんです？」

「君は誰だい？」

ロボット君の質問に彼女は面倒くさそうに言った。

「あぁ………始めまして、緑谷・愛白です………えっと……科は……普通科……学年は一緒です………今日は学校から人質役として来ました…ヒーローは、好きでも嫌いでもありませんが、……よろしくお願いします。」

彼等は思った。

全然よろしくする気ないだろ！？

と、学校側が何故彼女に依頼したのか、分からないが、
先程の行動力や言動からして、何かあるのだろう。

そう彼等は考えると

再び彼女を見る。

すると、彼女はため息を吐き…………
オールマイトが言おうとした説明を簡単に簡潔にまとめた。

「じゃあ、代わりに説明して、あげますよ………貴方達はこれから、対人訓練をする訳ですが、ルールは3つ

1つは私を制限時間内に助けるか、それを阻止するか、

2つ目は勿論個性の使用、勿論これは可ですが、私を個性で傷つけた場合は即減点

3つ目、私は何の協力もしませんので、
求めた場合も減点です………

以上がルールです…ですよね？先生」

オールマイトは簡潔にまとめてくれた彼女に感謝する。

「その通り！ありがとう緑谷少女！！そして、対戦相手とチームはこのくじで決まる！さあ！本当に始めようか！」

そして、始まる彼女の憂鬱な時間が、