不変な少女Ⅰ【ヒロアカ】 (ページ12)

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13、ヒーローページ12

蹴り飛ばしたペットボトルは敵だった。
瞬く間に捕らえられた勝己

周りのヒーローはタジタジだった。

そんな場所に

愛白と出久は通りかかったんだ。

出久は数時間前、トップヒーローオールマイトに助けて貰い。夢を諦めろと言われたばかりだった。

夢で語れる仕事じゃない……そんなの分かってる。

そんな時、出久の目には、勝己の目しか見えなかった。

走り出す出久……

無個性に何が出来る？

だが、この場でヒーローなのは、間違えなく出久だった。

「…………っ出久………」

それを見ていた愛白は少しだけ、出久に自身の個性を送る。

加護を受けさせた。
これで、怪我はしないだろう………

出久は直ぐに分かった。

「愛白？」

「なんで来たデク！？」

叫ぶ勝己に……出久は怯えながら、笑った。

「だって！！君が助けを求める顔してた！！」

彼女はその2人のを見つめ祈る。
誰か……助けてくれ………と、

すると、彼は現れた。

まさかこんな所にいるなんて…………
彼等の憧れ……人々の憧れがなぜ、ここにいるの？

平和の象徴………オールマイト……

「本当に情けない！っ……君に諭しておいて……私が実践しないなんて！！プロは何時だって………命懸け！！…」

敵を掴み、オールマイトは右手を振りかざした。

すごい風に全て周りが飛んでいく。

それにより、対空には雲が現れ、

彼は沢山の人に賞賛されていた。
散った敵はヒーロー達に回収され、
大事にならなかったらしい。

その後、出久は沢山のヒーローに怒られ、

「死にたいのか！？」
「君が出ていかなくてもよかったんだぞ？！」

勝己は沢山のヒーローに褒められていた。

「すごいタフネスだね！」

「良ければうちの事務所に」

それを見た愛白が2人の目の前にやって来て。

周りは彼女の登場に目を見開いていた。

気配がしなかったから、

「能面？」

「愛白？」

彼女は2人を抱きしめる。