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117話、始まり時 ページ17

東峰と出会っても彼が戻らなくても部活は何事も無かったかのように始まっていく。
が、違うとするなら、ちゃんと西谷が練習にだけは参加しているという事だけだ。

「よく見てやがれ!!柊利!!翔陽行くぞ!!ローリングサンダーアアア!!」

傍から見ればただの回転レシーブであるが、
日向兄妹は、やはり双子、2人して西谷と和気あいあいとしている。

「おぉーッ!!」

「かっこいいですね!西谷先輩!」

「柊利!!夕と呼んでもいいぞ!龍やスガさん達も名前呼びみたいだからな!」

西谷の言葉に彼女は、恥ずかしげに俯くと、菅原と澤村が西谷に言う。

「なっナイスレシーブ……」

「コラー変なこと叫びながら動くんじゃないよ危ないよー柊利も褒めなくていいからな、調子に乗るから」

「え!?」

3人の会話に残りの1年と田中は、


「なんで叫んだんですか?」

「ッ何今の?」

「ブフッ」

「ただの回転レシーブだろ?サンダーは、どこ言った!!」

困惑の影山に笑う月島と山口、そして田中は、爆笑と反応が様々返される。

「影山・月島・山口まとめて説教してやる!屈めいや、座れ!俺の目線より下にこい!!」

そう西谷が叫ぶ頃、武田が何処か嬉しげに体育館に入って来た。


皆がその顔を不思議がれば、澤村が集合をかけ、皆が集まる。、
そして、武田は、言った。


「今年もやるんだよね?GWが合宿」

合宿という言葉に顔つきの変わる澤村
きっと彼の頭には、あの日及川に言われた言葉がよぎったのだろう。
そう烏野には改善しなきゃいけないポイントが沢山あるのだ。

彼女は、自身のノートを見つめながらそう武田の話を聞いていた。

「はい、…まだまだ練習が足りてないですからね」

澤村や皆の反応に武田は、眼鏡をあげる。

「それでね……」

それは、何かが始まる本当のきっかけだったのかもしれない。

「GW最終日練習試合が組めました!」

驚く彼等に武田は相手校の名を皆に告げる。

「たっ頼もしいな武ちゃん!!どうした!!」

「あっ…相手は!?」

そして、その相手こそ彼等を強くする原点でありライバルになる高校だった。


「東京の古豪音駒高校」


その名は先輩達が、嫌でも知る名だった。

118話、合宿→←116話、大丈夫ですよ



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設定タグ:ハイキュー!! , 月島蛍 , 烏野高校   
作品ジャンル:アニメ
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優琴(ユキ)(プロフ) - いじめの主犯の名前と自分が設定してる名前が一緒で爆笑してしまいました(すいません)この作品めちゃくちゃ好きです! (2021年11月27日 14時) (レス) @page2 id: 2ddfb5e61c (このIDを非表示/違反報告)
成類 - 初コメ失礼します。音駒の副主将は海さんですよ。 (2021年8月25日 8時) (レス) id: 9f128687fb (このIDを非表示/違反報告)
イアデビル(プロフ) - 面白いです!早く続きがみたいです!更新楽しみに待ってます! (2020年9月27日 18時) (レス) id: ef5404f845 (このIDを非表示/違反報告)
美貴(プロフ) - 早く続きが読みたくなりました。応援してます。頑張って下さい。 (2020年9月12日 17時) (レス) id: 7509443258 (このIDを非表示/違反報告)
KAT(プロフ) - 花束を抱えてさん» コメントありがとうございます!頑張ります (2020年8月11日 15時) (レス) id: d8bd84f5ce (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:KAT | 作成日時:2020年4月12日 13時

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