No.135 ページ39
そして数日後、白ひげ海賊団の傘下の海賊団も少し集まって、私の白ひげ海賊団に入る儀式が行われることになった。
船に乗らなくても、立派な白ひげ海賊団だから必要だって言われて。
マジかー、まさかここまでとは思わなかったから緊張する……。
今日はベレー帽も、光モノであるネックレスやイヤリングも外している。
もちろん村雨姫や短刀も。
私は、場に進む。
イゾウ「──誓盃の儀礼。時節柄、略儀ですが、よろしくお頼み申します」
他人である者同士が家族の縁を結ぶためには、盃を交わす必要がある。
大仰かもしれないけど、海賊にとっては大事らしい。
…海賊になるつもりはなかったけど、これで革命軍と掛け持ちかァ…
もちろん嬉しい。父親やこんなにたくさんの兄貴ができるんだから。
イゾウ「親子盃の儀、執り行います。本日、僭越ながら口上を述べますイゾウと申します
なお、取持人はサッチ、立会人はマルコ、見届人はエース……」
取持人のサッチが親分の白ひげから下された盃を子分である私に交わす。
盃の酒を飲み干すと、懐紙に包み懐に納める。
など、その後も作法にのっとり一堂手締めをした。
貴女「……オヤジ」
白ひげ「ああ……最初で最後の、娘よ」
“最初で最後の”……。異例の、娘。
イゾウ「目出たく……！ここに、お二方は親子と相成られました！」
すると、拍手でつつまれた。
マルコ「Aは唯一無二の娘、そして諜報員だ。革命軍でもあるため、信じられない者がいるかもしれんが……」
貴女「こっちを疎かにすることなんてしない。オヤジの盃を受けたからには、ここには来られなくとも、皆の役に立つことだったら何だって必死で調べあげる
私の真の名はエーデル・A。名は会ったことのない母親のもの
きょうだいであるエースの殻を破ってくれて、革命軍に入っていても私に娘になれと言ってくれたあなたに、私を受け入れてくれた皆に、恩は必ず返すよ、オヤジ」
白ひげ「グララララ…!!」
グダグダかもしれないけど、でもこれが──
貴女「私の、心得」
マルコ「…だよい」
もう一度、盛大な拍手で包まれた。
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ゆんゆく(プロフ) - シルネさん» おぉ！！こちらこそ本当にありがとうございますm(*._.*)m (2018年8月19日 9時) (
レス) id: fb4853b1ec (このIDを非表示/違反報告)
ゆんゆく(プロフ) - シルネさん» おぉ！！こちらこそ本当にありがとうございますm(*._.*)m (2018年8月19日 9時) (レス) id: fb4853b1ec (このIDを非表示/違反報告)
シルネ(プロフ) - ゆんゆくさん» 今度こそ了解です!!リクエストしてくださりありがとうございます！ (2018年8月18日 22時) (レス) id: f9b43e219e (このIDを非表示/違反報告)
ゆんゆく(プロフ) - シルネさん» はい！それでOKです！！宜しくお願いします！！ (2018年8月18日 22時) (レス) id: fb4853b1ec (このIDを非表示/違反報告)
シルネ(プロフ) - ゆんゆくさん» ごめんなさい、了解と言いながらまた質問なんですが、ONE PIECEのキャラ×怪盗ジョーカーのキャラでいいんですか？ (2018年8月18日 22時) (レス) id: f9b43e219e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シルネ | 作成日時：2018年8月10日 16時
