No.111 ページ15
貴女「……………」
ｺﾞｸｺﾞｸ……
コアラは、真剣にこっちを見ていた。
貴女「……ただの恋バナではなさそうだな」
コアラ「私は、Aが恋愛しない理由が知りたいの!!」
貴女「えー…うーん……」
コアラ「なんでしないの!?」
貴女「…………私には必要ないものだから？」
コアラ「そんなこと…!!」
貴女「お前には関係ない」
コアラ「っ………友達でしょっ……!?」
貴女「…まあ」
喉に何かが突っかかったように、これ以上は言葉が出てこない。
コアラ「…Aはサボ君が、好きなんじゃないの…？」
コアラはもう一度、強く、静かに、言葉を発した。
ﾄﾞｸｯ…
貴女「…違う」
コアラ「何で？私にはそうとしか見えないの。君に昔、何があったのかは知らないけど、……それでも
昔の事にこだわる必要がないんじゃないの…!?」
ﾄﾞｸﾝｯ
貴女「そんなこと言うな!!」
ｶﾞﾀｯ
勢いよく立ち上がった。
貴女「私があいつとの“約束”に捕らわれるのも私の勝手!!
恋愛をしないのも私の勝手!!
友達だからって、お前にそんなこと言われる筋合いはない!!!」
コアラ「ッ……ごめんっ…！」
ｷｲｨ…
ﾊﾟﾀﾝ
そうしてコアラは、部屋から出ていった。
泣きながら……
じわ…
貴女「ッ…」
…違う、そんなことが言いたかった訳じゃない。
…でも
……相手がサボだから。
記憶喪失なだけで、生きてるから…!!
だから私は余計に、“約束”を破ったらいけない気がしたんだよ…!!
……コアラの言ったことを認めれば、私の今までが無駄になるような気がして
怖くて───!!!
私は体を両腕で包み……その場に、座り込んでしまった。
────
──
貴女「……おはよ」
椅子を引いて隣の人に挨拶すると、それはコアラとジュアだった。
ジュア「…あ、おはよ……」
コアラ「おは、よう……」
貴女「おー……
アイザックさん」
アイ「おう、ちょっと待ちな」
貴女・コアラ・ジュア「…………」
話すことがない。
……変な感じだ。
貴女「ふわ……」
コアラ・ジュア「」ﾋﾞｸｯ
貴女「………」
…何なんだよ。
ｶﾞﾗｯ
？「A!!」
貴女「うわっ、サボかよ」
サボ「お前!!何か印象悪ィ噂流れてんぞ!!」
貴女「あ？どんな」
サボ「昨日コアラを泣かせたって………って、あ」
隣にコアラがいることに気づいたよう。
サボ「えー……と……嘘だよな？2人って仲良いし」
貴女「………さあ」
.
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ゆんゆく(プロフ) - シルネさん» おぉ！！こちらこそ本当にありがとうございますm(*._.*)m (2018年8月19日 9時) (
レス) id: fb4853b1ec (このIDを非表示/違反報告)
ゆんゆく(プロフ) - シルネさん» おぉ！！こちらこそ本当にありがとうございますm(*._.*)m (2018年8月19日 9時) (レス) id: fb4853b1ec (このIDを非表示/違反報告)
シルネ(プロフ) - ゆんゆくさん» 今度こそ了解です!!リクエストしてくださりありがとうございます！ (2018年8月18日 22時) (レス) id: f9b43e219e (このIDを非表示/違反報告)
ゆんゆく(プロフ) - シルネさん» はい！それでOKです！！宜しくお願いします！！ (2018年8月18日 22時) (レス) id: fb4853b1ec (このIDを非表示/違反報告)
シルネ(プロフ) - ゆんゆくさん» ごめんなさい、了解と言いながらまた質問なんですが、ONE PIECEのキャラ×怪盗ジョーカーのキャラでいいんですか？ (2018年8月18日 22時) (レス) id: f9b43e219e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シルネ | 作成日時：2018年8月10日 16時
