No.110 ページ14
貴女「他にも同い年の男が1人と、3つ年下の弟。死んだのも同い年の奴だったけどな。全員が家族なんて、いないも同然で……
私達は盃を交わして、きょうだいになった。だから、義きょうだいだな」
ファ「…………」
Aの話を、黙って聞くことにした。
貴女「私が好きになったのは……その、死んだきょうだいだった」
ファ「……!!」
貴女「あいつは私に約束してくれた。ずっと、毎年一緒に桜を見ようって……私の背中は、ずっと守り続けてくれるって…
私を、守れるくらい強くなったら……迎えに来てくれるって……
.
…その時に、気持ちも伝えてくれるって……」ﾎﾟﾛ…
ファ「!!…これ、いるか!?」
涙…!?
悲しそうに目を細めたAの目から出た──たった一滴の涙を見て、ハンカチを渡す。
Aは黙って受け取り、涙を拭いた。
貴女「……で、そいつが死んだ後……
死ぬ前に出した手紙が来たんだ
そこにはちゃんと、“約束”って書いといてくれて──
だから、私は……そいつを待つことにした。もう迎えに来てくれないのも…会えないのも…わかってる。でも──
.
待つことにしたんだ」ﾆｯ…
それが、私の恋愛をしないって決めた理由。
と、Aは付け足した。
……マジか。…それは……
正直、衝撃的。
サボが頑張れば頑張るほど、……サボが、Aを好きでいるほど……
.
Aを、苦しめる……？
.
.
貴女side
ファインは考えてる。
貴女「悪い、ちょっと暗くなったな」笑
ファ「え…あ、いや……何か、こっちこそ…」
貴女「気にすんな。サボとコアラんとこ行こーぜ！あ、ちなみに今の話は別に、秘密とかじゃないから」
ファ「え？お、おう…」
ﾀﾀｯ…
───
─
貴女「んー…と……これは、と……」
ｶﾘｶﾘ……
任務(？)から帰って、自室で書類をやっている。
貴女「あ"〜〜!!もーやだ……」
がしがし
頭をかきむしるとボサボサになった。
貴女「…………」
ｺﾝｺﾝ
貴女「んー？どうぞ」
ｶﾞﾁｬ
コアラ「お疲れさま、A」
ｺﾄ…
貴女「あ、コーヒー!!ありがと〜…
つーわけで、休憩しよ！」
ﾎﾞｽｯ
ベットに座る。
コアラ「A……」
ｺﾞｸ…
貴女「ん？」
コアラ「Aは──……
.
サボ君の事、好きじゃないの？」
.
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ゆんゆく(プロフ) - シルネさん» おぉ！！こちらこそ本当にありがとうございますm(*._.*)m (2018年8月19日 9時) (
レス) id: fb4853b1ec (このIDを非表示/違反報告)
ゆんゆく(プロフ) - シルネさん» おぉ！！こちらこそ本当にありがとうございますm(*._.*)m (2018年8月19日 9時) (レス) id: fb4853b1ec (このIDを非表示/違反報告)
シルネ(プロフ) - ゆんゆくさん» 今度こそ了解です!!リクエストしてくださりありがとうございます！ (2018年8月18日 22時) (レス) id: f9b43e219e (このIDを非表示/違反報告)
ゆんゆく(プロフ) - シルネさん» はい！それでOKです！！宜しくお願いします！！ (2018年8月18日 22時) (レス) id: fb4853b1ec (このIDを非表示/違反報告)
シルネ(プロフ) - ゆんゆくさん» ごめんなさい、了解と言いながらまた質問なんですが、ONE PIECEのキャラ×怪盗ジョーカーのキャラでいいんですか？ (2018年8月18日 22時) (レス) id: f9b43e219e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シルネ | 作成日時：2018年8月10日 16時
