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Aside
授業後…黒板を消してたら
いつき｢俺もやるね｣
｢ありがと
高いところとか届かないんだよね｣
いつき｢ちっちゃいもんね〜｣
｢うるさい｣
いつき｢あっ…頭にチョークの粉ついてるよ｣
そう言いながら私の頭を触る
｢えっ…｣
いつき｢髪も切ったっしょ？
かわい｣
やばい…これときめかない方がおかしい
その時…林太郎くんが定規を持ってくる
林太郎｢26.3センチ…45センチ以下ということは密接距離か…
今…ドキドキしました？｣
｢え…まぁ…頭ポンから髪褒められたら誰でもキュンとするんじゃない？｣
いつき｢Aは俺以外でもきゅんとしちゃうんだ｣
｢うっ…いつきくんだけだよ｣
女子｢そこって付き合って…｣
｢ないよ！大丈夫｣
いつき｢ん〜まぁね｣
林太郎｢完璧です…師匠！｣
林太郎くんがそう言った瞬間にみんなが林太郎くんを見る
いつき｢みんなの前で師匠はやめて…｣
恥ずかしそうに言っていた｡
お昼休み
いつきくんは､昇降口でおしゃべりしている女の子たちに話しかけに行った
いつき｢ねぇ…そんなに喋ってたら休み時間中に掃除おわんないよ？｣
さな｢えっ…あぁ…ごめん｣
いつき｢ほうきかして
俺がやっとくから｣
これは…好きになっちゃうやつ…
｢…私もやるよ
佐藤くん…喋るならほうきかして｣
林太郎｢さすがです…！
今のは一旦冷たい感じで注意しておいてからの優しい手助け…
“ツンデレ”という技術ですよね？｣
いつき｢別に無意識だったし…
本来のツンデレとは違う…｣
いつきくんが困ってるじゃん…
林太郎｢でも…現に彼女たちはときめいている…
ときめいたよね？｣
2人｢はい…｣
見惚れてんじゃねえか
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作者名：あやっち | 作成日時：2023年10月3日 10時
