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No side
下校の道
みのり｢林太郎くん…余命は？｣
林太郎｢変化なし｣
いつき｢車も来る気配なし｣
｢恨み持ってる人もいない｣
みのり｢OK 進もう
うみちゃんの家…こっちであってる？｣
うみ｢うん
あっ…でもねこっち抜けてった方が近道かも｣
林太郎｢そっち危ないかも…｣
って待って看板が！
｢おりゃ！｣
みのり｢危ない…｣
｢うみちゃん無事でよかった〜｣
いつき｢って怪我してんじゃん｣
うみ｢寄り道…近道…しない｣
｢ってまってそっちも危ない！｣
マンホールが…！
いつき｢セーフ｣
｢よかった〜｣
みのり｢あと5日もこれが続くの？｣
いつき｢案外…今日が山場だったりして…｣
林太郎｢ちょっと休もうか
道端だけど…ここなら車通り少ないし｣
うみ｢みのりちゃん…飲む？｣
林太郎｢あ…猫だ｣
｢助けないと…だけど私猫アレルギーなんだよなぁ…｣
林太郎｢俺行くよ
ほらおいで〜怖くないよ〜｣
｢待ってあれ…ぐらぐらしてない？｣
いつき｢あの光…
うみちゃん！5秒止まって！｣
うみ｢えっ？｣
その時…大型トラックが衝突してきた
うみが腰を抜かす
林太郎｢うみ！｣
みのり｢うみちゃん…うみちゃん！｣
林太郎｢大丈夫？
怪我してない？｣
うみ｢うん…怪我してない…大丈夫｣
A｢えっ…余命が…？｣
林太郎｢余命が…なくなってる！｣
いつき｢うそ！？｣
林太郎｢見えない｣
｢消えた瞬間見たもん！｣
喜びを分かち合っていると
いつき｢でも…さっき林太郎くんに触れた時も…未来が一つじゃなかった
もしもその中に…余命を変えた先の未来があったとしたら…｣
林太郎｢猫ちゃ〜ん…危ないよ〜｣
いつき｢林太郎くんそこにいちゃダメだ！｣
林太郎｢えっ？｣
A｢危ない！｣
いつき｢え…？｣
目が覚めたら私は…畳の上に寝ていた
？｢お〜起きた？
どうも…17年間お疲れ様でした｣
｢…だれ？｣
神様｢えっ？
あっ…神様｣
｢えっ？
ってことは…私死んだの！？｣
神様｢うん｣
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作者名：あやっち | 作成日時：2023年10月3日 10時
