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Aside
金曜日…お見送りに来ちゃった
いつきくんには言わずに
｢あっ…アドバイスとっても役に立ったよ
ありがとう！｣
千明｢アドバイスって？｣
｢ほらこの前…もっと素直に自分の気持ち伝えてみたらって言ってくれたじゃん
もっと一緒にいたいって伝えたら…受け止めてくれた｣
千明｢へぇ…どうしてこんなに違うんだろ
私は拒絶されたのに｣
｢えっ？｣
千明｢あっ…なんでもないです
いつきくんが受け止めてくれたのは…Aさんが普段から優しいからですよね｣
｢いや〜そんなことないと思うけど｣
千明｢優しいだけで…無責任で…いつも元気でいい子のふり
人に優しくするのは全部自分のためなのに…
どうしてこんな…｣
｢どうしたの？｣
千明｢Aさんは優しいですよ
でも…私はそんな優しいAさんが…｣
千明さんが日傘を投げ捨て…
千明｢大嫌いです｣
そう言って私の体は浮いた
正しくは…落ちただけどね
いつき｢A！｣
やばい…しぬ…！
いつきくん…！
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作者名：あやっち | 作成日時：2023年10月3日 10時
