君が死ぬまであと100日 (ページ3)

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林太郎side

俺は…小さい頃から100日限定で生き物の余命が見えた｡

それは必ず100から始まり､1日ごとにカウントダウンされていく｡

そして…余命が見えた動物は…カウントがゼロになると､病気や事故など…何らかの理由で必ず死んでしまう｡

例外は未だない｡

うみが死ぬなんて絶対あり得ない…

俺は公園の前を歩きながらそんなことばかり考えていた｡

うみ｢あっ！

おはよ〜！たろー！｣

昨日のはきっと見間違い…じゃない…！

ちゃんと1日減ってる…

うみ｢ん？何かついてる？｣

うみが不安そうに聞いてくる｡

｢あっ…何もついてない…

何も…見えてない｣

うみ｢ふ〜ん…なんか変なの…

そういえば！今日転校生来るらしいよ！｣

うみは話を変えて話しかけてくれる｡

｢そうなの？｣

俺は聞き返す｡

うみ｢女の子らしいよ〜それもとってもかわいい！｣

｢へぇ〜｣

俺はうみが1番だけどね