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Aside
いつき｢何してんの？｣
｢ひゃっ…いつきくん…｣
いつき｢飲み物首に当てただけじゃんw｣
｢冷た過ぎんの！笑｣
みのり｢そこのバカップル…何やってんのよ｣
｢藤井みのり…！｣
みのり｢フルネーム呼び捨てはやめて｣
｢じゃあ…みのり…？｣
みのり｢…特別に許すわ｣
｢いつきくん…今日はありがとね
また誘って〜！
行くよみのり！｣
いつき｢え？｣
いつきくんを置いてみのりをカフェに連れてきちゃった
みのり｢あんたもデートしてたんじゃないの？｣
｢いやぁ…失恋した乙女放置して自分だけ楽しくデートできるかっつーの
思い出話…聞かせてみ？｣
みのり｢しょうがないわね…｣
しばらく話し…
みのり｢初めてだったのになぁ…尊敬するなんて言われたの…｣
｢辛かったねぇ…ほらこれ…紅茶飲みな
落ち着けるらしいよ｣
みのり｢変な噂ばっかりだった私に…唯一態度を変えずに話しかけてくれた人だった…｣
｢…仲間だね
私もそうだったんだ｣
みのり｢あなたは人気者で…イケメン彼氏がいて…どこに変な噂があるのよ｣
｢転校前の学校で少しね…
じゃあこれ私の奢り…また学校で｣
みのり｢…ありがとう
話…聞いてくれて｣
｢またなんかあったら呼んでね〜｣
早くいつきくんを追いかけないと…！
あっ！
踏切のところに…！
人とぶつかっただけで…あの反応…？
｢いつきくん！どうかした？｣
いつき｢あぁ…いや…何もないよ｣
｢でも…手…震えてない？
握ってもいい？｣
そうやって…手を伸ばした瞬間
いつき｢触らないで…！
あっ…いや…ごめん…｣
｢こっちこそ…付き合ってる“ふり”なのにでしゃばりすぎちゃった…
ごめんね…｣
そう言って走って逃げてしまったし…後ろからいつきくんが私を呼ぶ声が聞こえたが無視してしまった
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作者名：あやっち | 作成日時：2023年10月3日 10時
