私と貴方の約束

花瓶 ページ6

ド『そうだ！ね、これみて！』

ドリームが机から花瓶を取り出して2人に見せた

透明な花瓶の中には一輪の綺麗な黄色い花が飾られていた

花瓶の中で咲いている花はより一層綺麗で、光が入るたびに花の色がキラキラと肌に映る

ナ『綺麗』

『なんかドリームみたい』

ド『へ？』

『キラキラしてて、綺麗で見るだけで周りを落ち着かせてくれる感じがするもん』

ド『えへへ』

へにゃっと顔が綻ぶドリーム

ナ『…』

『あっ！ご飯！！』

Aは窓から見える景色をみてもう夜に近づいていることに気がついた

『か、帰らなきゃ』

ド『もう帰っちゃうの？』

『もう暗いから』

ド『そっか…』

ナ『…』

ナ『許可取れないの？』

『え？』

ナ『許可、ドリームが泊まってよって言ってくれたって言えば許可してくれると思うよ』

ド『え？！泊まるの？！』

ナ『嫌？』

ド『ううん！すっごく嬉しい！！』

ド『A！泊まってよ！！』

ナ『ほら、もう大丈夫』

『わ、分かった…お母さんに伝えてくる』

そのまま彼女は自分の家まで走りました

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