【小説】前世を生かせ___九十九高等学校！ (ページ3)

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【第二話】「変人の日常」百瀬由奈ページ3

私は百瀬由奈…

この九十九高等学校に通う２年生です！

そんな私の毎朝は、ちょっと変わっていると皆から言われています。

それは……

「嗚呼…寝起きの赤月先輩もカッコイイッ！！」

愛しの赤月先輩を見ながら登校することだ。

寝起きのせいか少し眠たそうな顔をしている。

あっ、今あくびした！

かわっ！！ちょーぜつ可愛すぎる！！

「嗚呼…今日も１日、頑張れそうだ……いや、頑張れる！！」

「何を頑張るのよ」

「それは赤月先輩にプロポーズを……って治栄ちゃん？！ついでに部長も！！」

「俺、ついで扱いなの？！」

いきなり真後ろから声が聞こえたので振り向くと其処には、治栄ちゃんと部長がいた。

かなりドン引きした目で私を見つめながら…

「ていうか二人共、何でそんなドン引きした目で見るんです？！」

「いやそれは…自分の後輩が自分の同級生をストーカーしていたら流石に引くだろ…」

「スト？！ち、違います！！これはストーカーではなく私の傷ついた心を癒やしているんです！！」

「ニヤニヤしながら癒してたと言われても、逆に変人にしか見えないわよ！！」

「へ、変人…嘘でしょ………」

今頃か…とツッコミをいれてくる治栄ちゃんに、さらに心を折られ落ち込む私。

そんな私に手を伸ばしてくれる部長…

「部長……手を貸してくれてありがとうございます」

「由奈ちゃん……其れ、俺の手じゃないよ」

　
え？！部長じゃないの！？

じゃあ一体誰が………と上を見上げると其処には……

「百瀬…大丈夫？」

天使という名の赤月先輩がいました。

「あっか？！赤月先輩！？どどどどうして？！」

「さっきから後ろの方がうるさかったから見たら、百瀬達がいたから……」

マジか！！なんて日だ！！今日は！！(いい意味で)

「早くしないと遅刻するよ？早く行こっか？」

「はい！赤月先輩！！」

嗚呼……赤月先輩と登校が出来るなんて最高だ。

ありがとう神様！！と神様に感謝の気持ちを込めながら、私達は登校した。

……それにしても赤月先輩の手を触れちゃったぜ！！

もう一生この手は洗わないにしよう！！

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

どもフューズでーす。

やばいね文才がぁ…

百瀬ちゃんも色々とやばいぞうん。

一言……百瀬ちゃんも文才もやばし。