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警戒心を知らない彼女。
俺は酔わないから全然飲めちゃうし理性飛んだりもしない。
酔った勢いで傷つけるなんてありえない。
ジェ｢……可愛い｣
本当に寝てしまった彼女の頬に触れる。
彼女を好きになるのはあっという間過ぎた、それほど魅力的だった。
ジェ｢ずるいよ｣
SixTONESみんなが好きになるなんてありえないじゃん、ましてやかなり年下なわけで。
頑張り屋で、役者だけど彼女自身には嘘がないんだよな。
ジェ｢ぷにぷにしてる｣
忙しくてあまり寝れてなかったみたいだしお酒入って寝れるのならそれでいいんだと思う。
ジェ｢ごめんね。好きになって。｣
俺以外と遊びに行かないで。
俺以外と仲良くしないで。
ジェ｢言えねえ〜……｣
しばらくするとAちゃんがムクっと起き上がった
｢よく寝た｣
ジェ｢おはよ、頭痛くない？｣
｢うん、大丈夫ですね。ジェシーさんの膝の寝心地いいのかな、｣
男の膝で寝るの本当に良くないよ、おそってくれって言ってるようなものだよ……とはいえず。
｢私、こんなに仲良くしてもらうの初めてだから嬉しいんです｣
ジェ｢え？そうなの？｣
｢うん、グイグイ来てくれて助かりました！私どちらかというと人見知りなので壁作っちゃうんですよね。｣
そんな風には見えなかったから少し嬉しい。
甘えてくれてると自惚れていいのだろうか。
｢私、すぐ距離感見誤って……嫌われちゃうんじゃないかって不安になるんですよ。仲良くなれたと思うと近づきすぎちゃう。｣
ジェ｢SixTONESはそれくらいがありがたいヤツばっかだよ。大丈夫。｣
｢ふふ、良かった。私家族の中でいちばんしっかりしていないといけないと思ってたから、お兄ちゃんみたいな人が沢山できて嬉しいんです。｣
……恋愛感情で、ごめん。
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作者名：冬村
| 作成日時：2022年12月27日 7時
