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｢ディズニーはさすがに……｣
ジェ｢じゃカラオケ行こ！カラオケ！｣
明るい人だなあ……と思う人。
｢いつオフなの？ココ最近ちょくちょくオフあるから合ってたら遊ぼうよ！｣
休みの日に何してるか聞いたらそう返ってきた。
松村さんも結構休みの日は自由にしてるらしいけど、1番人生楽しそうな人かなあと思って。
｢よろしくお願いします｣
電車で行くんだ。目立ちそう……しかもアコギ背負ってるし。
ジェ｢絶対撮影だと思われるから大丈夫｣
｢そう……かなぁ？｣
ジェシーさんの背が高いのが良くない。
｢お酒飲んでもいいですか？｣
ジェ｢寝ちゃわない？｣
｢寝たら送ってくれるでしょ？｣
・
人の気も知らないで俺を信じきって笑顔を向けてくる彼女。
可愛いんだけどさ、なんか……意識されてないんだなあって思うじゃん。
｢おおージェシーさん歌声甘い、あ、あれ歌って欲しいです！｣
ジェ｢どれ？？｣
彼女の隣に座りデンモクを見る、こんなに近くても彼女は俺を意識しないのだろうか。
｢なんでギター持って来いって言ったんですか？｣
ジェ｢セッションしたくて。｣
｢カラオケで？｣
ジェ｢音気にしなくていいじゃん。みんなうるさいし｣
｢まあ分かるか？｣なんて反応の彼女をみて、納得してくれたらしい、
そのあともてきとうに歌ったりして。
ジェ｢待ってそれは俺が頼んだウイスキーロック……｣
｢ういすきーろっく｣
ジェ｢ほらぁ、ダメじゃん。｣
｢ジェシーさん、おひざかして｣
ジェ｢ダメだよ、俺だって男だから。そんな近いと意識しちゃうでしょ。｣
｢ダメなの？｣
ジェ｢……ダメじゃないよ、Aちゃんなら。｣
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作者名：冬村
| 作成日時：2022年12月27日 7時
